NIKKORIE(ニッコリエ)
[ 陶芸作家 ]
剣道の防具“面”をモチーフにした箸置き。この箸置き、頭部のくぼみに箸を置いてみると…面を打ち込んだように見える。作ったのは、陶芸作家 NIKKORIE。
「面の箸置きは、“面打ち”だけてはなく、のど元に箸を置けば、“突き”をしているように見えます。
また、“面打ち”をしたくない人もいると思い、肩の上にも箸を置けるようにしました。」
ユニークな作品を制作するNIKKORIE。人の鼻をモチーフにした作品は…
「鼻の穴の中に箸を入れて使う箸置きです。食卓に“ハナ”を添えてもらえたらいいなと思っています。」
一度使うとクセになるNIKKORIEの作品。
そこに込められた、デザイン・コードとは…
【使うまで未完成】
「やっぱり陶器なので使ってほしい。だから、使っている瞬間が“一番楽しい”って思えるものを作りたいなと思っています。」
ひらがなの“め”をかたどった箸置きは…
「“め”の一画目を上にすこし長く作っていて、その長くした部分に、箸を置くとひらがなの“あ”に見える作品です。使った人が“あめージング”って驚いてくれるとうれしいですね。」
こちらのカッパは…
「頭の皿がアロマストーンになっています。そこにアロマオイルを垂らすと、香りが広がるだけでなく、“カッパの皿をぬらしてあげた”となんだか良いことをした気分になる作品です。」
作りながら思わずニッコリしてしまうというNIKKORIE。
使っている人が笑顔になる瞬間を見ると…
「ニッコリ伝染みたいな感じですかね。」