XTRAP(エクストラップ)
[ パフォーマンスグループ ]
暗闇に光の粒が、突然現れ動き出す。その正体は…パフォーマーの指先につけられた小さなライト。
光の粒を操り、幻想的な世界を生み出すのは、XTRAP。男性3人から成るパフォーマンスグループ。
「このパフォーマンスは、日本の花火をモチーフにしています。夜空に花火がバババッと打ち上がる動きや本当の花火大会のように、どんどん派手になっていき、一番最後に大きな花火が打ち上げられる流れも指先につけたライトで表現しています。」
手を使う理由がある。
「手自体に関節がいっぱいあるので、複雑な動きができるかなと思います。」
新しい表現に挑み続けるXTRAP。 その作品に込められた、デザイン・コードとは…
【どこかで見た光景】
「“新しい表現過ぎて、ついて行けない”という意見もあったので、皆さんが見たことある光景を入れて、見やすい作品にしたいなと思います。」
3人が輪になり、一糸乱れることなく指先で幾何学模様を生み出すパフォーマンスは…
「万華鏡をイメージして作った作品です。3人の指が同時に動き出し、同時にストップする。それをきっちりやることで美しい万華鏡を表現しています。」
暗闇で光る手袋を着けて一列に並び、左から右へ波のように手を動かすパフォーマンスは…
「音響機材の波形モニターをイメージしたパフォーマンスです。音のレベルが上がったり、下がったりしている様子を指で表現しています。」
あまりに手を動かしすぎて、時にはこんなことも。
「この前、メンバーの一人が寝ながら手を動かしていましたね。 あれは完全に“寝指”でしたね。」