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三澤
[ デザイナー ]

2017.05.27

 

三澤 遥(みさわ はるか)
[ デザイナー ]

鉛筆を削ると…削りカスが花びらの形になる。生み出したのは、デザイナー 三澤 遥。

「鉛筆の削りカスを見た時に、“花びらみたいだな”と思ったんです。それで削れる部分を改良すれば、もっと花びらっぽく見えるんじゃないかなと思い作りました。」

タンポポなど植物の種の形をヒントに紙で作った作品『紙の飛行体』は、
高い所から落下させるとクルクルと回りながら落ちる。

「空に飛んでいる種を紙に置き換えると新しい飛行体になりました。」

白い線が張り巡らされた、不思議な水槽は…

「泡の形を水槽の中に取り入れた作品です。場所によっては、線の隙間が大きい所と小さい所があるので、小さな魚が狭い隙間に逃げ込めるようになっています。」

自然界のものをモチーフにする三澤の作品。
そこに込められたデザイン・コードとは…

【日常のものを磨く】

普段、見過ごしてしまうようなものに作品作りのヒントがあると考え、掘り下げていく三澤。ガラスの球体が浮いた水槽は、飼っている魚の世話をしている時に思いついたという。

「ビーカーを水槽に沈めた時に、浮力を使うと面白いことができるんじゃないかなって思いついた作品です。」

底に穴を開けたガラスの球に空気を入れ、ヒモで固定。球体が浮いているように見える、不思議な作品に仕上げた。実現させたいアイデアは山ほどあるという。

「身の回りにデザインのヒントは無数にあって、日常の中で新しい発見があると嬉しくてニヤッとしますね。」


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JAGDA新人賞展2017 玉置太一・三澤 遥・八木義博
日時:2017年5月30日(火)~6月29日(木)
     11:00~19:00 日曜・祝日休館 入場無料
会場:クリエイションギャラリーG8
住所:東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル 1F
TEL:03-6835-2260
FAX:03-3575-7077
HP :http://rcc.recruit.co.jp/g8/
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