2007/10/28 第39話「そしてライダーもいなくなる」

 過去に飛ぶ前にパンダラビットイマジンを倒した電王ソードフォーム(声・関俊彦)。変身を解除した良太郎(佐藤健)は、一人カードが指定した過去へと飛ぶ。カイ(石黒英雄)が指示した過去には何か意味があるのだろうか?そんな疑問を抱きつつ周囲を見回す良太郎の目に、桜井侑斗の姿が映って…。

 イマジンが飛んだ過去には必ず桜井がいる!? 良太郎は疑問をオーナー(石丸謙二郎)にぶつけるが、オーナーは「何か意味がありますよ」と言うだけで取り付く島がない。モモタロスやウラタロス(声・遊佐浩二)もカイのことにはあまり興味を示さない。

 良太郎の姉・愛理(松本若菜)が「私……何か忘れてる?」と失った記憶の話題を初めて持ち出した。そんな愛理の言葉を素直に認める良太郎。侑斗(中村優一)にも必ず記憶は取り戻す、と伝えるが、侑斗は最後まで戦い続けると悲壮な決意を口にする。

 そんな良太郎の前にカイが現れた。過去を変えれば時間からこぼれて消えてしまうものがある、と非難する良太郎に、カイは変わった時間の方が良かったら?と不可思議な疑問を投げかける。それを試してみようというカイ、スネールイマジンが連れてきた男を使い、イマジンを過去へと飛ばす。もちろん良太郎と侑斗も後を追い…。

 過去の世界。そこにはさっきの男=教師とともに楽しげに過ごす学生服を着た侑斗がいた。デネブと契約する前…、その手には今ではミルクディッパーに飾られている望遠鏡があった。が、幸せそうな空気を教師の体から抜け出たスネールイマジンが引き裂いた。イマジンは学生服の侑斗に向かってムチを一閃。侑斗はワゴン車とともに爆発炎上、息絶えてしまう。

 そんな時だった。良太郎とともに状況を見つめていた侑斗の体が消え始めた。
「俺のことは気にするな。デネブをよろしく…」。
 そんな言葉を残して消えてしまった侑斗。ケラケラと笑うイマジンに、ついに良太郎がキレた。
 電王ライナーフォームに変身、モモタロスらも面食らうほどの勢いでスネールイマジンに斬りかかると、ついにはイマジンを撃破する。

 たちまち失われた過去は再生。再びワゴン車から侑斗が降り立って…、いや、いない。侑斗だけが再生されないのだ。激しく動揺する良太郎にコハナは、良太郎もコハナもこの時間の侑斗を知らないから、そしてゼロノスのカードを使いすぎたから、と理由を告げる。
 不吉な予感に襲われた良太郎は現代へ。そこにはミルクディッパーではなく、愛理はまったく違う喫茶店のオーナーになっていた。そして、望遠鏡があったところにも花瓶に活けられた花があり…。侑斗は最初から存在していないことになっていたのだ。
 そう、侑斗は消えてしまった…。

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脚本:小林靖子
監督:田村直己
アクション監督:宮崎剛