松本若菜インタビュー

松本若菜インタビュー  

松本若菜インタビュー

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松本若菜インタビュー

おっとりした癒し系キャラの愛理姉さんを好演している松本若菜ちゃん。あまりの熱演に素顔の若菜ちゃんも愛理姉さんと同じ、と思い込んでいる人も多いとか。それだけみごとに癒し系を演じ切っている証拠だけど、劇中では記憶を取り戻しシリアスな表情を見せてくれたことも。「演技のお仕事は初めて」ながらも難役に日々挑戦している若菜ちゃん、その本当の素顔とは?

「ライダー」のオーディションを受けるときはどんな役を想像しました?
松本:最初マネージャーさんから受けると聞いたときは、「仮面ライダー」なのに女の子を募集するということは、今のライダーは女の子が変身するんだとばかり思っていたんですよ。そのあと話を聞いて、そうじゃないことは理解したんですが(笑)。

自分も戦うんだと思った?
松本:そうなんですよ。本当にぜんぜんわからなかったので、実際の役者さんがバトルスーツを着て撮影していると思っていましたから。だから、私ちょっと運動苦手なのに大丈夫かな、とか、いろいろ思っていましたね(笑)。

愛理ちゃんのキャラクターはどうやって作っていったの?
松本:最初は芯の通った、普通の人よりは時間はゆっくり流れているけれど、しっかりしたお姉さん、という役だったんですけど…。

そうだよね、確か1、2話のころは今みたいなキャラじゃなかった…。
松本:そうなんですよ。それが7、8話(ストーリーはコチラ)のときに石田(秀範)監督が初めて監督されて、その時に爆発しちゃいました、愛理ちゃんが(笑)。それまで抑えていたわけではないんですけど、私の中で勝手に想像していた愛理ちゃんというのは、これぐらいだろうな、と思うのを石田監督の演出ははるかに超えていましたね。でも、やってみたら、すごくしっくりしていたし、これほど運の悪い弟がいるお姉ちゃんだからこれぐらズレていても楽しいな、と思って。

個人的には「銭湯編」(15、16話=ストーリーはコチラ)で爆発したのかな、と思ったんだけど…
松本:あれも石田監督で。あの回はちゃんとした外でのロケが初めてだったんですよ。だから私もすごく楽しくて。あと撮影の1週間ぐらい前にインフルエンザになってしまって、だからちょっとハイテンションだったんですよ(笑)。あのときは楽しかったですね。

でも、あそこまで極端にやることでキャラも立ってきたし、松本さんも演じやすくなったのでは?
松本:そうですね。すごくあります、それは。例えば、やってみなよ、どんどん、という感じの監督さんがいるんですね。それでダメだったら注意するから、という。そうではなくて監督さんが頭の中に描いている演出をそのままやってみて、と言われる監督さんもいるんです。でも、そのままやってみてもやりやすいし、楽しいし。

きちゃんとしたロケは初めてと言っていたけど、回想シーンはロケですよね、あの湖で振り返る…
松本:富士五湖…本栖湖だったかな?あそこで撮影したやつですね。

あれ、寒かったんじゃないですか?
松本:寒かったんですよぉ。いや、あの日だけは最悪で(笑)。雨も降っていたし、雪解けの水でもあったし。前日まではコートもいらないぐらいのいい陽気だったんですけど、その日から急に天気が悪くなったんです。現場に向かうバスの中でガタガタ震えだしちゃって、寒いなーと思って。でも、水の中に入ったらポカポカしてきたんですよ。でも、本当に寒かったです。

にしても、こうやってお話ししてわかったけど、声も作っているんだね。実際の声はもっと低い…
松本:そーなんですよー。よく言われるんです。テレビとかで聞くと高いイメージがして、でも高くないと愛理ちゃんじゃない感じがするので高くするんですけど、普段の私を知らない方がバラエティーとかで私の普段の声を聞くと、すっごく低いって。ブログとかに書いていただくんですけど…。そうなんです、すごく低いんですよ、声が。

声を含めて役作りをしているわけだよね。その辺はどうやって?
松本:最初のころはやっぱり地声に近いんですよ。でも、徐々にやっぱり段階を踏むごとに私の中の愛理ちゃん像というものが固まってきて、その中の一つに声の高さがあったんです。

声まで作っているとは思わなかったなぁ
松本:そうなんですよ。だから愛理ちゃんが好きな方は、私と会うとがっかりされちゃうと(笑)。もっと女性らしい感じを想像されている方が多いので、がっかりされちゃうんですよ。

でもねえ、あそこまでのキャラの子は…
松本:ねえ、なかなかいないですよね。わかってらっしゃる(笑)。

でも、一瞬記憶を取り戻したシーンもありましたよね
松本:そうですね。32話(ストーリーはコチラ)では初めてあそこまで記憶が戻って。今まで思い出しそうで絶対に思い出せない部分だったので、やっぱり見ている方からも思い出すんじゃないか、ドキドキしたという言葉もいただきましたし。私もあのストーリーは台本を読んで悲しくなっちゃって。侑斗くんと愛理ちゃんの気持ちが。まず読んで泣いちゃったんです、帰りのタクシーの中で。運転手さんにバレちゃいそうになりながら(笑)。私もそれぐらい気持ちが入ったというか、特に思い入れのある作品ですね。

あそこはそれまでの愛理ちゃんキャラとは違う役作りもあっただろうし、大変だったのでは?
松本:いつも愛理ちゃんって口角を上げるようにしているんですよ、笑っているように。コーヒーを入れるときもそうだし、尾崎さん、三浦さんの話を聞いている…ホントは聞いていないんですけど(笑)、聞いているときもなるべくホンワカするような感じを出すために笑うようにしているんです。だからいつも口角に力が入っているような感じだったんですが、あのときは眉間にぐーっと力を入れるような感じだったので。いつもと違うというか、愛理ちゃんの性格も変わったと思うし、愛理ちゃんの心情の中で何かが変わっての表情だったので、やっぱり難しかったですね。

今後はそんな真面目な愛理ちゃんが増えてくるかもしれませんね
松本:どうなんですかね、このままなくなっちゃったりして(笑)。このまま思い出せなくて(笑)。

ただ、やっぱり愛理ちゃんの記憶が戻るかどうかって重要なプロットだから
松本:ある監督さんに言われたんですよ。「電王」は実はお姉ちゃんで回っているんだよって。詳しくは言えないんですけど、そんな話を聞いたときはびっくりして。愛理ちゃんはもともと記憶もないし、侑斗とも絡んでいるし、それなりに重要な役だとは思っていたんですが、まさか監督さんからそう言われるとは思っていなかったので。だから、もしも今後そういう展開になったら、それはもう絶対に頑張らないと…、いや、頑張るというか、ウーッって感じです(笑)。

もともと愛理ちゃんも“おもしろキャラ”になる前はおかしな料理を作るだけの女性だったもんね
松本:そうなんです。そのおかしな料理もだんだんエスカレートして、最近は食べられない、見た目とか本当にひどくなってきて(笑)。愛理ちゃんって実は味音痴なんじゃないかって疑惑も浮上しているんですよ。。

そういえば銭湯の時も緑色のおにぎりを食べてましたよね?
松本:あれはみんな食べたんです。味は塩味だったんですが、あの色で飲み込みたくない、拒絶反応ですよね、見た目の。あれはすごかったですね(笑)。

さて、今後は愛理ちゃんでどんなことをやってみたい?
松本:一番最後でいいのでデンライナーに乗りたいですね。セットに入ったことはあるんですが、愛理ちゃんが乗ったところを「電王」で放送して欲しいんですよ。女性では私だけなんですよね、デンライナーとミルクディッパーの両方に行ったことがないのって。となると、となるとですよ(笑)。プロデューサーさんにお願いをしておいていただければ…(笑)。

今後、女優さんとしてはどんな役をやってみたい?
松本:いろいろな役をしてみたい、というのはあるんですけど、今回愛理ちゃんのような天然系の役をやらせて頂いたので、まったく違うキャラとかもやってみたいし、似たようなキャラでどれだけ愛理ちゃんとの違いを出すか、という挑戦もしてみたいですね。

素の声で話せる役がいいよね(笑)
松本:そうですね。もう声が低いと言われないように(笑)。

その声で他の番組に出ている松本さんを見ても愛理ちゃんとわからないかも
松本:見た目だけで私と愛理ちゃんは違うみたいで、しゃべらなくても。実際わからないかもしれないですよね。私、目が強いってよく言われるんです。だから少し目をやさしく見せるように工夫しているんです。おかげで余計ふだんの私と違って見えるかもしれないですね。

でも、愛理さんと同じだったら同じで問題ありかも(笑)
松本:そーですよね、大変ですよ。差し入れ持ってきますよ、ここへ。緑のおにぎりを(笑)。