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2018.02.03

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ジャンルを超えた仲間たちの音楽会

一度きりの異ジャンルのコラボレーションはいろいろありますが、それを継続しているケースはあまりありません。今回はコラボを、10年以上続けている2つのグループをお招きし、コラボならではの演奏の面白さや醍醐味を堪能しました。
♪KOBUDO -古武道-、上原ひろみ、熊谷和徳 ほか

出演者

上原 ひろみ  うえはら ひろみ /ピアノ
2003年、バークリー音楽院在学中にアルバム『Another Mind』で世界デビュー。2011年、参加作品が第53回グラミー賞「ベスト・コンテンポラリー・ジャズ・アルバム」を受賞。2016年にはアルバム『SPARK』が全米ジャズチャート1位を獲得した。2017年、日本人アーティストでは唯一となるブルーノート・ニューヨークでの13年連続公演を成功におさめた。最新作は上原ひろみ×エドマール・カスタネーダ名義の『ライヴ・イン・モントリオール』。
熊谷 和徳  くまがい かずのり /タップダンス
1977年宮城県仙台市生まれ。15歳でタップをはじめ19歳で渡米。2006年、米ダンスマガジンにおいて『世界で観るべきダンサー25人』のうちの1人に選ばれる。2014年ニューヨークで毎年開催されるNATIONAL TAP DANCE DAYにおいてFlo-Bert Life Achievement(生涯の功績を讃える)賞を、2016年にはあらゆるジャンルのダンスの世界最高峰の賞『NY DANCE AND PERFORMANCE AWARD』にて最優秀パフォーマーを受賞。2008年より東京に自身のスタジオKAZ TAP STUDIOを持ち、地元仙台においては仙台市文化事業団と共に後進育成のためのプロジェクトTAP THE FUTUREを行う。
藤原 道山  ふじわら どうざん /尺八(KOBUDO -古武道-)
10歳より尺八を始め、人間国宝 故 初代 山本邦山に師事。2001年CDデビュー以来、これまで多数のCD等をリリース。並行して、坂本龍一、野村萬斎、四代目市川猿之助などアーティストとのコラボレートを積極的に行うほか、数多くの舞台音楽を手掛ける。結成10周年を迎えた『KOBUDO -古武道-』、マリンバとのデュオ『藤原道山×SINSKE』などユニット活動も精力的に展開中。東京藝術大学講師や講演会講師として後進の育成にも力を注ぐ。
古川 展生  ふるかわ のぶお /チェロ(KOBUDO -古武道-)
桐朋学園大学卒業後、ハンガリーのリスト音楽院に留学。1998年帰国とともに、東京都交響楽団首席チェロ奏者に就任、現在に至る。ソリストとしても、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席奏者を中心とした室内オーケストラ「トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン」やレニングラード国立歌劇場管弦楽団との全国ツアーなどを含め、国内外のオーケストラ、著名指揮者との共演も多数。2003年第2回齋藤秀雄メモリアル基金賞受賞。ソロ活動においては、映画「おくりびと」ではテーマ曲のソロ演奏を担当するなど、人気、実力ともに各方面から最も注目を集めているチェリストである。これまでに10枚のソロアルバムと2枚のベストコレクションをリリース。
http://nobuofurukawa.com
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妹尾 武  せのお たけし /ピアノ(KOBUDO -古武道-)
ピアニスト・作曲家。1969年、神戸生まれ。作曲家としてゴスペラーズ「永遠(とわ)に」をはじめ、髙橋真梨子、鈴木雅之、夏川りみ、平原綾香他多くのアーティストに楽曲を提供するほか、谷村新司、松任谷由実、南 佳孝他のレコーディングやコンサートにピアニストとして参加。また、映画・ドラマ・アニメーションなどのサウンドトラックも数多く手がけている。一方で、ピアノを中心とした自身のソロアルバムをこれまでに8枚発表。2005年からスタートした「港めぐりツアー」や恒例となったキリスト品川教会グローリア・チャペルでのクリスマスコンサート「東京クリスマス」など、コンサート活動も多数。
http://www.senootakeshi.com
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楽曲紹介

  • ♪1:「ジャイアント・ステップス」

    作曲: J.コルトレーン
    ピアノ: 上原ひろみ
    タップダンス: 熊谷和徳

  • ♪2:「プレイス・トゥ・ビー」

    作曲: 上原ひろみ
    ピアノ: 上原ひろみ
    タップダンス: 熊谷和徳

  • ♪3:「百花繚乱」-「元禄花見踊」より

    作曲: 三世杵屋正次郎
    編曲: 藤原道山
    演奏: KOBUDO -古武道-

  • ♪4:「ピアノ協奏曲第2番」より

    作曲: S.ラフマニノフ
    編曲: KOBUDO -古武道-
    演奏: KOBUDO -古武道-

偉人たちが残した言葉

どんな種類であれ、いい音楽はいい。