今回は、音楽をこよなく愛し、独自の世界を築きあげたおじさんミュージシャン特集です。
ブレイクしたのが還暦前後。独自のこだわりと人生観で築き上げたユニークな音楽の世界をご紹介しました。
♪山田五郎、濱口祐自、タクシー・サウダージ
出演者
山田 五郎 やまだ ごろう
編集者・評論家。1958年 東京都生まれ。上智大学文学部在学中にオーストリア・ザルツブルグ大学に1年間遊学し西洋美術史を学ぶ。卒業後、(株)講談社に入社、『Hot-Dog PRESS』編集長、総合編纂局担当部長等を経てフリーに。現在は時計、ファッション、西洋美術、街づくり、など幅広い分野で講演、執筆活動を続けている。
濱口 祐自 はまぐち ゆうじ
和歌山・那智勝浦が生んだ奇跡のブルース・ギタリスト。マグロ船乗組員、体操教師、クラブ・オーナーなどを経ながら、勝浦の入り江のほとりに住まい独自のギターを爪弾き続けた。2013年に音楽プロデューサーの久保田麻琴に見出され、齢58歳にして日本コロムビアよりメジャーデビュー。その異色の経歴と和歌山・勝浦弁を駆使した面白トーク、豪放でありながら繊細なギタープレイに話題沸騰中。
タクシー・サウダージ
16才、独学でギターを始める。ジョルジュ・ムスタキに心酔している時期にジョアン・ジルベルトのボサノバに出会い衝撃を受ける。20代は放浪の身となり日本中をさすらい、インド、ブラジルへと渡る。その間もギターと音樂の追及は続くがその中心はボサノバとジョアン・ジルベルト。ひたすら耳で音を探り自分のボサノバギタースタイルとオリジナル以外のボサノバ曲も日本語で唄うスタイルを確立。40才からタクシードライバーを続け60歳になる今年CDデビュー。