挑戦者 No.1への階段毎週土曜よる8時51分から:ナビゲーター吉瀬美智子

1月30日の放送

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#41 平尾誠二 / 元ラグビー日本代表

「当時はカリスマ的な監督がいて、練習は質より量が重んじられた。
真逆に動いたもんですから僕が。だから雑音が多かったんですね。」
監督を持たないという神戸製鋼ラグビー部で抜群のリーダーシップを発揮。
日本選手権7連覇に導いた名キャプテン。

高校時代の全国大会制覇を皮切りに、史上初の大学選手権3連覇に貢献。
常にトップを走り続けてきた彼だが、その後の神戸製鋼ラグビー部に入ると状況は
一変します。

「もうヒドかったですよ。またも勝てなかったスター集団とかね。」
多くのスター選手がいるのに、なぜか勝てない。
監督がいないチームへの批判はキャプテンとなった彼に向けられます。
しかし、そんな逆風の中・・・

「練習時間を短くしたんですよね。週3日で2時間ずつ。ただしこの2時間は、
チームの事しかしないんですよ。」
個性の強い選手たちを一つにまとめる・・・そのためにあえて量より質のチーム練習を
徹底。選手個々の責任感にかけました。

「個人が走るとかバーベルを上げるっていうのは、それ以外のところでやる。
気持ちはプロフェッショナルですよね。もっと言うなら超プロフェッショナルですよね。」

そして、89年の日本選手権・・・彼が率いるチームはついに悲願だった日本一の座を獲得!
その後、7年連続日本一を成し遂げるのです。

「チームに対して、その為に俺がどうあるべきかっていう事を全員が思っていれば、
チームは悪い方向へは行かない。」

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