第9回文芸社ドラマスペシャル「ペーパー離婚」
◆番組放送日

27日(午後2:00〜3:25


 

毎年好評を博している、文芸社ドラマスペシャルの第9弾!
円満だった両親が突然、執行猶予つき“ペーパー離婚”状態に!?
結婚を直前に控えた娘は、2人を仲直りさせようと大奮闘!
娘の結婚vs親の離婚……笑いと涙の家族再生バトル!!

 第9回を迎えた『文芸社ドラマスペシャル』。今回は、文芸社刊『ペーパー離婚』(冨岡知世子・著)をドラマ化する。


 会社を定年退職した日、妻との約束をすっかり忘れて、友人と飲み明かした夫。
 帰らぬ夫を家で待ち構えていたのは、離婚届を用意して、怒り心頭の妻。
 そんな修羅場へ何も知らずに現れたのは、両親に紹介するため結婚相手を連れてきた長女だった……。
「その離婚届、私が預かる!」
 両親をどうにか仲直りさせようと奮闘する長女だが、それを尻目に“ペーパー離婚夫婦”は、二世帯住宅の一階と二階で別々の生活を送りはじめる。


 この『ペーパー離婚』は、“いちばん近い他人”である夫婦が互いを理解し直し、家族の再生を目指そうとする姿を描いた、心温まるホームドラマだ。


 自分の結婚を両親に祝ってもらいたい……その一心で二人を仲直りさせようと奔走する長女・菜穂子を演じるのは、ドラマ、映画、舞台などで幅広く活躍する中越典子。
 また、離婚届を叩きつけてはみたものの、実は自立することに自信が持てない母・三千子の揺れる心を繊細に演じるのは、実力派女優の市毛良枝。
 そして、定年退職の直後に妻から離婚を切り出され、天国から地獄へと突き落される父・啓輔を、ベテラン俳優の綿引勝彦がコミカルに演じている。

◆キャスト

高山菜穂子(30)… 中越典子
  高山家の長女。父の定年退職の翌日、結婚相手を紹介しに実家を訪れたところ、両親の離婚騒動という予想外の事態に巻き込まれてしまう。半年後に迫る結婚式までに、なんとか両親を仲直りさせようとするが……。
高山三千子(58)… 市毛良枝
  菜穂子の母。専業主婦。夫・啓輔の身勝手な言動に激昂して、「あなたの妻という職場から定年になりたい」と、離婚届を叩きつける。フラワーデザインの講師の資格を持っている。
高山啓輔(60)…… 綿引勝彦
  菜穂子の父。定年退職の翌日、いきなり妻に離婚話を切り出される。プライドを捨て、妻のことを理解しようと努力しはじめたものの、やることなすこと全てが裏目に出てしまう。
村瀬信一(60)…… 岡本信人
  啓輔の友人。定年退職の日、啓輔を飲みに連れ出した張本人。5年前、妻に先立たれている。
瀬川勝己(33)…… 柏原収史
  菜穂子の結婚相手。長らく母・妙子と2人暮らしだった。
瀬川妙子(62)…… 島 かおり
  勝己の母。大手術をしたばかりで体調を崩しがち。
奈良橋郁代(80)… 渡辺美佐子
  三千子の母。現在はケアハウスに入居中。菜穂子のよき相談相手。

◆スタッフ

〔原作〕 冨岡知世子著『ペーパー離婚』(文芸社刊)
〔脚本〕 山岡真介
〔演出〕 猪原達三
〔プロデューサー〕 関 拓也(テレビ朝日)
松島俊輔(電通)
小林由紀子
〔制作〕 テレビ朝日
電通

◆内容

 高山菜穂子(中越典子)は、いよいよ両親に結婚相手・勝己(柏原収史)を紹介する決意を固めて帰宅した。
 その日は、父・啓輔(綿引勝彦)が定年退職した翌日。第二の人生のスタートを切った両親への、待ちに待った結婚報告……最高にめでたいタイミング、のはずだった。
 ところが、啓輔が「菜穂子が決めたことなら…」とバシッとキメゼリフを口に出そうとした瞬間、母・三千子(市毛良枝)が「結婚したいなら、どうぞご自由に。でもお母さんたちは、離婚します!!」と、いきなり離婚届を啓輔に突きつけた!


 実は昨夜、夫婦水入らずで定年退職のお祝いをしようと、三千子は腕によりをかけて祝い膳を用意していたのだが、待てど暮らせど、啓輔は帰って来なかった。
 なんと啓輔は、会社の帰り道に友人・村瀬(岡本信人)の誘いに乗って、飲みに行ってしまったのだ……。


 怒り心頭の三千子は「昨夜のことは単なるきっかけに過ぎない。私はずーっと我慢してきた」とまくしたて、家を出て行くと啖呵を切る。しかしその行き先は、二世帯住宅の空いている二階の方……、意外と近場だ。
 高山家は、菜穂子の兄・貴史が結婚したときに二世帯住宅に建て替えたのだが、その直後に貴史が転勤となり、二階はずっと空いていた。まるっきりムダだった二世帯住宅だが、皮肉なかたちで役に立つときが来てしまったのだ。


 しかし菜穂子はうろたえた。半年先と決めた結婚式に、両親が揃わないなんて!
 菜穂子はとっさの閃きで、離婚届を奪い取ると、二人に言い放った。
「この離婚届、私が預かる。私の結婚式までの半年間、執行猶予ということで、どう?」


 両親を仲直りさせようと、しばらく実家で暮らすことにする菜穂子。
 だが、母・三千子の離婚への決意は、一向に揺らぐ気配を見せなかった。
 父・啓輔も次第に意地を張るようになり、二人の仲はますます悪くなるばかり……。


 はたして、この執行猶予付き“ペーパー離婚夫婦”と、菜穂子の結婚の行方は!?
Copyright © tv asahi All Rights Reserved.