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まるで小夜子さんとデートするかのようなジャケット姿で現れた天野くん。破滅のイメージに脅えつつ、ひとりの女性に支えられ、あげくは敵の秘薬に頼ってしまう…。天野くんはそんな橘を「人間臭いヒーロー」と感じているとのこと。 |
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――ギャレン=橘は苦悩も多い複雑な役。悲劇のヒーローみたいだね。
天野 悪者にしか映らないみたいですよ、街で子供さんから声をかけられることないし…。
――なんか哀愁を背負っているからかな(笑)。
天野 この前、監督さんから「お前には哀愁がない」ってさんざん怒られました。「背中で語るんだよ、お前の背中、哀愁ねえんだよ」って。こっちはすみません、すみませんって謝るしかなかったですけど、これからは哀愁を勉強しようと思います(苦笑)。
――ギャレンに対する印象はどうだったの?
天野 初めダイヤって聞いてキラッキラなのを想像したんですよ(笑)。キラッキラなのかな、俺って。ダイヤをダイヤモンドと勘違いしていたんですよ。会社の人たちも同じ勘違いしていて、お前キラキラなのかな、って(笑)。芸名にミドルネーム入れようか、というぐらい。それほどキラッキラを想像していたんですよ(笑)。
――最近は緑色の液体で強くなったけど、力が出せないときは辛かったでしょ?
天野 BBSをよく読むんですよ。そうしたらお母さんとお兄ちゃんと弟という親子が店にいたんですって。で、弟がギャレンの食玩を買おうとしたら、お母さんが「ギャレンでいいの?」って聞いたらしいんです(笑)。でも、弟は「ギャレンがいい。絶対強くなってブレイドとかやっつけるんだ」って。「ブレイドやっつけたらダメじゃん!」と思ったけど、とにかくそう言ってくれたらしいんです。それを読んで、頑張らないといけないな、と思いましたよ。
――おお、いい話じゃないっすか!
天野 どっちかというと僕自身もその弟タイプだったんです。例えば、戦隊もので言えば黒が好き。黒がないころは青とかね。主役の赤じゃないんです。だから
“ちょっと主役とは違うキャラ”をもともと好むタイプだったんですね。
――にしても、緑色の液で強くなる、というのは今後が心配だね。
天野 僕としては伊坂に洗脳されてやっていること、というイメージだったんですよ。でも、洗脳されているわけじゃなくて、逆にこっちが(緑色の液を)利用してやるぐらいの気持ちで、と言われて。だから堂々と。最初は後ろめたい感じだけど、あとは堂々と自分から入りに行く、みたいな。
――小夜子さんとの今後も気になるね。
天野 うーん、それってどうなるんですかね。
――ところで天野くんは主要メンバーで一番年上だよね?
天野 そうですね。竹財くんが23歳で、椿、森本くんが21歳なんで。一緒に話しているときは、僕も若くなるし、彼らも年上になる、というそれぞれ中間に集まって話している感じですね。
――そういえばある人がメルマガに書いていたけど、アフレコで落ち込んでいるとか?
天野 あ、バラされている(笑)。でも、最近はヘコまなくなったんですよ、わかってきたんで。合わせるのが難しいですね。変身するときも剣崎はわーって言うじゃないですか。でも、橘はあまり言わないんですね。あと剣崎(椿)はウェイ。全部ウェイですからね。ジャンプするときもキックするときも剣で斬るときも、全部ウェイですからね。ウェイって、道かよって椿くんを突っ込むんですけど(笑)。森本くんは器用だなって思いますね。声変えてやったりね。
――でも、橘ってどこか儚げでお母さんに人気があるのでは?
天野 男の人多いですよ。ふだんの僕はすれ違ってもわからないと思うんですよ、橘って。わかります?わからないでしょ?普段は帽子かぶってめがねとかしているんで。あまり街で気付かれないですね。
――今後ドラマのどういうところを見て欲しい?
天野 大人の人が楽しめるパートを担当しているので。女性からはカッコ良く、哀愁を感じ取って欲しいですね。そういう人間くさい部分をできれば見せたいと思っています。
――そういえば森本くんが「橘は彼女(小夜子)がいるからいいな」みたいなこと言っていたな。
天野 君には天音ちゃんがいるじゃないかって(笑)。
インタビュー当日、早朝の新幹線で名古屋へ里帰り。午後の新幹線で東京に戻って…、というハードなスケジュールの合間をぬってインタビューに応じてくれた天野くん。イヤな顔ひとつしないさわやかな笑顔に人を引きつける魅力を感じました。
帰り際、六本木駅までの行き方がわからない、と言っていたので教えてあげたけど、ちゃんと着けたかなぁ…。 |
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