第39話 2004/10/31
「再会…父と娘」
 剣崎(椿隆之)を追い詰めてジョーカーにし、永遠の命を得ようとした栞(江川有未)の父・広瀬(春田純一)の正体はトライアルBだった。ということは、本物の広瀬はすでに死んでいるのか・・・・?では、現在の広瀬=トライアルBはいったい誰が…。激しく動揺する広瀬の前で、元ボード 理事長の天王路(森次晃嗣)は「君は広瀬義人のすべきことを続けるのだ」と冷ややかに命令する。そんな2人のそばでは謎のオブジェが不気味な光を放って…。

 広瀬を本物の栞の父と信じて疑わない剣崎と橘(天野浩成)は、剣崎をジョーカーに変化させようとして失敗して以来行方がわからなくなった広瀬を探し出し、栞と再会させようとする。そのためにも1日も早く広瀬を探し出さなければ…。剣崎と橘は手分けをして広瀬の捜索に乗り出すが、剣崎の前にトライアルBが現れた。襲い掛かるトライアルBに剣崎はブレイドに変身。しかし、相変わらずのすさまじいパワーに苦境に追い込まれる。そこへ栞から連絡を受けたギャレンが合流、なんとかブレイドを救い出す。

 そのころ栞のもとへ睦月(北条隆博)がやってきた。自分も剣崎や橘、そして始(森本亮治)のようにパワーアップしたいと願う睦月は、父親の広瀬がどこにいるか教えてほしいという。父が生きている!? 驚く栞に睦月は、広瀬が剣崎をジョーカーとして封印しろと教えてくれたとこれまでの経緯を説明する。どうやら睦月の話は本当らしい、ということはやはり父は生きているのか。栞は戸惑いながらも睦月に案内されて広瀬のアジトにある実験場へと向う。

 帰宅した剣崎と橘は虎太郎(竹財輝之助)から栞が睦月と出かけたことを知らされる。どうやら栞は父親が生きていることを知ってしまったらしい。剣崎と橘は2人の後を追う。
 そのころ広瀬のアジトの実験場にいた栞と睦月の前に広瀬が現れた。死んだと思っていた父の姿に驚きを隠せない栞。
「生きていたんだったら、どうして連絡してくれなかったの!?」。
 しかし、広瀬はそんな栞の叫びに耳を貸すことなく、睦月を人間とは思えない力で連れ去ろうとする。睦月はレンゲルに変身、すると広瀬もトライアルBへと姿を変える。目を見張る栞の前で、トライアルBはレンゲルの反撃を軽々と跳ね返すと、変身を解除し倒れてしまった睦月をどこかへとさらって行ってしまう。

 剣崎と橘は広瀬の存在を内緒にしていたことを栞に詫びる。が、当の栞は謝罪の言葉が耳に入ったのか、入らなかったのか、「買物に行く」とスタスタと部屋を出てしまう。
 そのときPCに意識を失った睦月が縛られ、吊り下げられている映像がはいってきた。驚いた剣崎と橘は睦月を救うため、現場へと向う。そして2人はブレイドとギャレンに変身。睦月を拉致したトライアルBに立ち向かう。
 そんな様子をモニターを通して冷然と見つめる天王路。彼の前にあるもう一つのモニターには新たに開発が進められているトライアルGの姿が…。

 トライアルBのパワーに圧倒されながらも連携しながら戦いを続けるブレイドとギャレン。と、そのときトライアルBから聞きなれた広瀬の声が。
「橘君、それが私に対する態度かね?」。
 やがてトライアルBから広瀬の姿が現れ、変身を解除した剣崎と橘はショックを受ける。
「広瀬さん、あんた、自分の身体に何をしたんだ!?」。
 栞の父・広瀬が自分たちの敵・トライアルだったとは…。
 あまりの衝撃事実に言葉を失う剣崎と橘。
 が、そこへ広瀬のアジトにあったPCで自分と両親の思い出が保存されていることを確認してきた栞が現れた。
「だまされないで。そいつは父の記憶を盗んで父になりすましたニセモノよ!」。
 栞の言葉にはじかれるように、剣崎と橘はブレイドとギャレンに変身。広瀬…いや、トライアルBへ再び挑んでいく!
 
脚本 宮下隼一
監督 石田秀範
アクション監督 宮崎剛
特撮監督 佛田洋