第22話 2004/6/27
「闇からの脱出」
 みゆき(肘井美佳)の正体はアンデッドだった。
 彼女に思いを寄せていた虎太郎(竹財輝之助)はあまりのショックに得意の料理もままならず、いつもの牛乳ではなくお茶など飲んでいる。栞(江川有未)は、そんな虎太郎を励ますが、みゆきに裏切られたことに加えて、大嫌いなカリス=始(森本亮治)に助けられたことがショックに輪をかけているらしい。

 そんな虎太郎を横目に剣崎(椿隆之)はみゆき=オーキッドアンデッドの封印を、橘(天野浩成)は睦月(北条隆博)の特訓を、とそれぞれに活動を始める。そして動体視力を鍛える訓練を乗り越えた睦月も徐々に成長していく。

 始が、かつて遥香(山口香緒里)の夫の助手だったカメラマン令(藤田瞳子)のアシスタントをすることになった。令とともに出かける始に、天音(梶原ひかり)は嫉妬する。
 動物園で写真を撮る令を手伝う始。その彼の前に不思議な男・高原(林泰文)が姿を現した。思わず気に止める始に「また会いましょう」と意味深な言葉を投げかける高原。この男もアンデッドなのか?

 モールアンデッドが現れた。橘は睦月とともに調査を開始、現れたアンデッドにギャレン、レンゲルに変身し立ち向かうが、レンゲルはアンデッドに土中へと引き込まれてしまう。気が付いた睦月は倒れている人々を発見。しかし、地底の闇でコインロッカーに閉じこめられた 暗い記憶が甦ってしまい、その場から逃げ出してしまう。そんな弱い心を橘に責められた睦月は自暴自棄に。戦う意欲を失ってしまう。

 仕事を終えた始は、ふとした弾みで令に遥香の夫が持っていた写真を見られてしまう。
「これは、栗原先生が肌身離さず持っていた…」。
 なぜ、あなたが?と問いただす令に言葉を失う始。と、そこへみゆきが現れると、オーキッドアンデッドに変身、令に襲い掛かる。始は令を庇うと、カリスに変身。そのカリスがオーキッドの 花粉に苦しめられているところに剣崎も到着。戦いに参戦しようとしたが、突如現れたイーグルアンデッドがオーキッドに襲い掛かる。
 イーグルはオーキッドを追い払うと、カリスに「1万年前の約束を果たそう」と言い残し飛び去っていく。1万年前の約束とはいったい何なのか?始にも覚えがない。

 レンゲルに変身する力を得たものの、戦う理由が見出せず悩む睦月。剣崎らに相談するが、答えを見つけることができない。
 再びモールアンデッドが現れた。現場へ急行する剣崎を見送りながら、アンデッドサーチャーで橘=ギャレンの戦いを見守る睦月。と、そのときギャレンの反応が消えた。橘がやられた?

 ウジウジ悩んでいる場合ではない。睦月は現場で傷ついた橘を救出すると、地下に閉じこめられた人々を地上へと誘導する。
「ありがとうございます」。
 人々から感謝された睦月は、ついに戦うことの意味を見つける。
「この人たちの笑顔を守りたい」。
 もう迷いはなくなった。睦月はレンゲルに変身、ブレイドとともに力強くモールアンデッドに向っていく。
 
脚本 會川昇
監督 諸田敏
アクション監督 宮崎剛
特撮監督 佛田洋