第16話 2004/5/9
「レンゲルの力」
 伊坂(本宮泰風)を倒した橘(天野浩成)だが、愛した小夜子(粟田麗)は帰ってこない。自分が伊坂の言いなりになどならなければ…。後悔の念を消せない橘はギャレンのベルトを烏丸(山路和弘)に返却、剣崎(椿隆之)の制止を振り切り戦いから身を引いていく。

 剣崎らの前にはそのギャレンのベルトと、伊坂のマインドコントロールで烏丸が作らされたというカテゴリーAのベルトが。無邪気な虎太郎(竹財輝之助)は新しいベルトで変身したいと言うが、烏丸は即座に虎太郎を制止。ベルトにはスパイダーアンデッドの邪悪な意志が潜んでいると感じているからだ。邪悪な意志…。思わず身を固くする剣崎らだが、いつしか虎太郎はカードの中でうごめくクモに取り憑かれてしまう。

 ハカランダに戻った始(森本亮治)は、遥香(山口香緒里)、天音(梶原ひかり)とかつての平穏な日々を取り戻す。が、その一方で常につきまとうアンデッドの影に気を緩めることができない。しかし、天音はそんな始の真意など知る由もなく、無邪気に始にまとわりつく。

 深夜、眠っていた烏丸の脇に置かれたカテゴリーAのベルトとカードを盗む者が現れた。剣崎たちがベルトを探すと、虎太郎が何者かに操られるようにカードをベルトに挿入してしまう。
「虎太郎!」。
 剣崎の声に我に返った虎太郎だが、ベルトから現れた青白い光に引きずり込まれそうになる。剣崎が身をていして虎太郎を守るが、剣崎は光の圧倒的なパワーをまともに受け弾き飛ばされる。そして、ベルトはどこかへと消えてしまった。

 一人悲しみに沈んでいた橘は、街でひょんなことから睦月(北条隆博)が、カテゴリーAのベルトを手にするのを目撃する。ベルトの力に胸騒ぎを覚える橘。だが、睦月はスパイダーアンデッドの邪悪な意志に操られて…。

 始からアンデッドの情報を得ようと、剣崎、虎太郎、栞はハカランダへ。が、そのときアンデッド出現の知らせが。剣崎は現場に急行、ブレイドに変身する。始もカリスに変身、ドラゴンフライアンデッドに立ち向かうが、周囲には一般市民が。このままでは戦いに巻き込まれてケガ人が出てしまう。ブレイドはカリスを止めようとするが、遥香らを人質にとるなど卑怯なドラゴンフライに怒り心頭のカリスは攻撃をやめない。そんな凶暴なカリスにブレイドは「いっしょに戦えると思ったのに」と失望する。

「俺は誰とも組まない」。
 あえて単独での戦いを選んだカリスがドラゴンフライを封印すると、新たなライダーが姿を現した。
 不穏な空気に身構えるブレイドとカリス。
 その不安が的中、新たなライダー、レンゲルはカリスに襲いかかってきた。その圧倒的なパワーに吹き飛ばされるカリス。そしてブレイドにも…。
 
脚本 今井詔二
監督 諸田敏
アクション監督 宮崎剛
特撮監督 佛田洋