第13話 2004/4/18
「金色の糸の罠」
 伊坂(本宮泰風)がカテゴリーA(エース)のスパイダーアンデッドで新たなライダーを作ろうとしている。なぜギャレンはそんな伊坂の手下に成り下がっているのか。ブレイドは「目を覚ましてください」と戦いながらもギャレンに訴えかける。

 橘(天野浩成)=ギャレンを再生している植物シュルトケスナー藻の効果が一時的なもので、やがては細胞や神経を破壊する危険があることが判明した。小夜子(粟田麗)からの報告に危機感を募らせる剣崎(椿隆之)。しかし、どうやって橘に…。その小夜子も実は伊坂から「橘の邪魔をするな」という警告を受けていたが、剣崎らは知る由もない。

 新たなアンデッドが出現した。現場へ急行した剣崎だったが、すでにアンデッドは人間をさらって消えた後。アンデッドが人間を殺さずにさらっていく?虎太郎(竹財輝之助)によると、最近その手の事件が多くなってきたらしいが、アンデッドに新たな目的でもできたのか?

 そのとき剣崎の前に始(森本亮治)が現れた。まさかお前が…。詰め寄った剣崎に始は、カテゴリーAの適合者を探す伊坂の仕業だという。最後のカテゴリーA、スパイダーアンデッドは無数のクモを吐き出し、適合する資質を持った人間にくっつくらしい。伊坂に使われているアンデッドはその蜘蛛の子を目印に人間をさらっているのだ。

 再びアンデッドが現れた。狙われた睦月(北条隆博)には、例のクモが。
「何でだよ。なんで僕を追っかけてくるんだよ」。
と、そこに剣崎が到着。ブレイドに変身するとアンデッドを撃退する。剣崎は睦月の肩についていた小さなクモを払い落とし「これでもう君は……」。睦月はそんな剣崎=ブレイドに憧れを抱く。

 ブレイドがまたも適合者集めの邪魔をした。これまで捕まえた人間の中にも適合者はいない、と塚田(小野了)からの報告も芳しくない。
「最強のアンデッドに適合する人間などいないのか……」。
 伊坂は苛立ちを募らせる。

 今日は天音(梶原ひかり)の誕生日。ささやかなパーティーに出席した剣崎、虎太郎(竹財輝之助)、栞(江川有未)だが、天音の思いはいまだ始に。しかし、そんなパーティーを外からこっそり見つめる始の姿に誰ひとり気付かない。

 カテゴリーAが現れた。伊坂の命令を受け、橘は封印へと向う。そして、剣崎も、と思いきや、もう一体街中に別のアンデッドが現れた。カテゴリーAは人気のない山中。剣崎は襲われている人間を救うため、カテゴリーAではなくもう一体のアンデッドのもとへ急行する。

 ギャレンの前に、カテゴリーA出現を察知した始が現れた。「お前達にカテゴリーAは渡さない」と始はカリスに変身。ギャレンの行く手をさえぎる。しかし、そんなカリスの前にピーコックアンデッドとなった伊坂が現れ、ギャレンとともに攻撃を仕掛ける。たちまち窮地に追い込まれるカリス。
「ここがお前の死に場所だ」。
 苦戦するカリスにギャレンのバーニングディバイドが炸裂。カリスは崖から転落する。

「天……音……ちゃん」。
 一瞬、微笑みを浮かべた始は、微動だにしなくなった…。
 
脚本 今井詔二
監督 長石多可男
アクション監督 宮崎剛
特撮監督 佛田洋