第12話 2004/4/11
「カテゴリーA」
 蜘蛛型アンデッドと戦うギャレン。
「カテゴリーA(エース)は俺が封印する」。
何かにとりつかれたように戦うギャレンは、助太刀しようとするブレイドを邪魔者扱いし攻撃を仕掛ける。
 カテゴリーA?確かに今までのアンデッドとは比べものにならないパワーを感じるが、カテゴリーAとはどういう意味なのか。そんなブレイドの疑問をよそにギャレンは伊坂(本宮泰風)の指示を受け、姿を消したアンデッドを追いかけていく。

 始(森本亮治)を一人探しにきた天音(梶原ひかり)。仁(藤間宇宙)の路上ライブをテレビで見たときの記憶を頼りに探し回るが、始の手がかりすら得られない。そんな天音を心配する遥香(山口香緒里)を見た虎太郎(竹財輝之助)も天音探しに協力。もしも天音の身に何かあったら…。虎太郎はアンデッドである始に改めて怒りを覚える。

 カテゴリーA?ブレイドやギャレンはカテゴリーAから作られていたはず。ということは…。栞(江川有未)は、伊坂が新たなライダーを作ろうとしているのでは、と推理する。ならば橘(天野浩成)もその片棒を担いでいるというのか。しかし、橘が戦うのはただ自分の力を証明したいがため。その力を与えてくれた伊坂の不気味な溶液に身体を沈ませるが、その溶液には実は恐ろしい秘密が隠されていた…。

 遥香・天音母娘に思いをはせ、ふと寂しくなる気持ちを懸命に振り切る始。そんな始を挑発するように彼の目の前で一組の母娘がアンデッドに襲われかけた。2人を安全なところに隠すと、カリスに変身。なんとか撃退するが、母娘はカリスをアンデッドと同じ化け物扱い。さしのべた手を払いのけ、逃げていってしまう。そんな一部始終を目撃した仁は、カリスが始であることを知り驚愕する。

 小夜子(粟田麗)が橘と再会した。なんとか元のやさしかった橘に戻って欲しい。小夜子は懸命に説得するが、橘の耳にカテゴリーA発見の報が。自分は変わってしまったと言わんばかりに橘は小夜子の制止を振り切ると、再び現れたカテゴリーAのもとへと行ってしまう。
 自ら修理した船で始とともに旅に出ようとした仁。いよいよ船の試運転を、というときにアンデッドが現れた。カリスに変身した始だったが、アンデッドの攻撃で大切な仁の船に火がついてしまった。
「ふ、船が……俺の船が!?」

 一方、カテゴリーAのスパイダーアンデッドを相手に苦戦していたブレイドだったが、そこへギャレンが合流。「カテゴリーAは俺のものだ!」とブレイドを蹴散らすと、スパイダーアンデッドに戦いを挑む。ブレイドはそんなギャレンとアンデッドの間に割って入ろうとするが、ギャレン、アンデッド双方から攻撃されてしまう。

 アンデッドを封印した始は船を失い呆然とする仁に近づくが、その仁から意外な言葉が発せられる。
「来るな!お前のせいで俺の夢が…。消えてくれ」。
 またも人間から拒絶された始。遥香や天音、すべての人間との関係を断ち切り、孤独な戦いに臨む決意をする。

 小夜子は橘を変えてしまった植物の新たな分析結果を入手した。危険を察知した小夜子は橘の携帯に伝言を残そうとするが、どこからか現れた伊坂に襲われてしまう。激しくスパイダーアンデッド、そしてブレイドと戦うギャレン。彼の耳に小夜子の悲鳴など聞こえるはずもなく…。
 
脚本 宮下隼一
監督 鈴村展弘
アクション監督 宮崎剛
特撮監督 佛田洋