第11話 2004/4/4
「各々の居場所」
 正体を現しピーコックアンデッドとなってブレイドに襲い掛かる伊坂(本宮泰風)。上級アンデッドの恐るべきパワーに、ブレイドも苦境に追い込まれる。そこへギャレンが合流。ブレイドとともにピーコックを攻撃するか、と思いきや、ギャレンは伊坂の意のままにブレイドに攻撃を仕掛けてくる。
「橘さん、まさか、そいつの言いなりに!?」。
 応戦せざるを得ないブレイドだが、ギャレンの圧倒的な力に反撃もままならない。

 遥香(山口香緒里)・天音(梶原ひかり)母娘を思いながらも、ストリートミュージシャンの仁(藤間宇宙)と行動をともにしていた始(森本亮治)は、ジャガーアンデッドの気配を感知。カリスに変身しアンデッドに戦いを挑む。そんなカリスの戦いを目の当たりにした仁だが、まさかカリスが始だとは知る由もない。

 止めに入った虎太郎(竹財輝之助)の声に動揺しながらもブレイドに攻撃を加えるギャレン。
「変わった、俺は変わったんだ」。
 みなぎる力の感覚にギャレンは一人酔いしれていた。
 しかし、虎太郎に割っては入られては攻撃を止めるしかない。そんなギャレンとブレイドの共倒れを狙っていた伊坂の計画は失敗。苛立ちを露にし、波動を投げつけるとギャレンとともに去っていく。

 橘(天野浩成)を探しにかつてのボード研究所へとやってきた剣崎(椿隆之)は、橘の恋人・小夜子(粟田麗)と再会。橘の身体に地球上から絶滅した植物がついていたことを知らされる。その植物を使って伊坂は橘を再生し、操っていたのか。小夜子は植物の効用など、さらに調査を進めるという。

 ジャガーアンデッドが小夜子の近くに現れた。現場に急行した剣崎はブレイドに変身し小夜子を救う。
  そのころ別の場所では蜘蛛型のアンデッドが出現。伊坂はそのアンデッドを「カテゴリーA(エース)」と察知すると、「ブレイドよりも面白い相手だ」と橘に特別なカードを与え現場に向わせる。

 ミュージシャンになることを父親から反対されている仁は、廃船を直しての船上ライブを計画。一緒に海へ出ようと始を誘う。「俺たちだけの世界を作るんだ」という仁の言葉にわずかに心動かされる始だが、そんな始の姿をテレビで偶然見かけた天音は一人始を探しに家を出てしまう。

 ジャガーアンデッドをみごと封印、小夜子を救ったブレイドだが、そこにギャレンが別のアンデッドと戦っているという情報が。蜘蛛型アンデッドと戦うギャレン、その現場へ向おうとするブレイド、そして仁と新たな旅へ出ようとする始。3人の若者たちはそれぞれの場所でそれぞれの運命と戦っていた…。
 
脚本 宮下隼一
監督 鈴村展弘
アクション監督 宮崎剛
特撮監督 佛田洋