第10話 2004/3/28
「操られた戦士」
 ピーコックアンデッドとの戦闘中に消息がわからなくなったギャレンが現れた。サーチャーによると、ゼブラアンデッドと戦っている。橘(天野浩成)を探していた剣崎(椿隆之)は、現場へと急行する。
 そのころギャレンは伊坂(本宮泰風)の言葉のままにアンデッドと戦っていた。
「読める。相手の動きが読める。身体が軽い」。
 ギャレンは自らの力強い復活を感じながら、その復活を演出した伊坂に疑問を投げかける。なんの為に自分を治したのか?が、伊坂はそれには答えずどこかへと去っていく。

 分身したゼブラアンデッドに惑わされ止めを刺すことが出来なかったギャレン。橘は戦いのデータを栞(江川有未)に分析してもらい、分身の見分け方を掴む。自信満々に戦いに臨む橘を見るのは久しぶり。剣崎は「一緒にアンデッドを倒しましょう」と完全復活を心から祝福するが、橘はなぜか逃げるように去ってしまう。ピーコックアンデッドとの戦いの後、どこへ行ったのかと聞いても言葉を濁すだけだった橘。恐怖心をあっさり克服したことを不思議に思う虎太郎(竹財輝之助)は、そんな橘の不自然な態度にも首をかしげる。

 再び現れたゼブラアンデッドに果敢に向っていくギャレン。ブレイドも合流し助太刀しようとするが、自分の身体が治ったか確かめたい、というギャレンに手が出せない。結局、ギャレンは鮮やかな攻撃でアンデッドを撃破。ゼブラは封印される。かつての橘を思い起こさせるみごとな攻撃に剣崎は大喜び。改めてどうやって恐怖心を克服したのか尋ねるが、やはり橘は「自然に治った」と答えるだけ。さすがの剣崎も不審を抱く。

 別れたままの遥香(山口香緒里)・天音(梶原ひかり)母娘が気になる始(森本亮治)は、ストリートミュージシャンの仁(藤間宇宙)を使って様子を見てきてもらうことに。元気だったと報告する仁から2人との関係を聞かれた始は、遥香の夫が自らの戦いに巻き込まれて死んだことを告白する。その彼から2人の写真を託されていたが、彼がなぜ死ぬ間際に家族のことを思うのか、始には理解ができなかった。始の正体がアンデッドだと知る由もない仁は、そんな始を不思議がるだけだ。

 牛乳ビンを片付ける剣崎と栞の前に突如伊坂が現れた。
「君、もっと強くなりたいと思わないか」。
 どうやら橘を復活させたのも伊坂の仕業らしい。いったい橘に何を。伊坂の話など聞くつもりなど毛頭ない剣崎はブレイドに変身。ピーコックアンデッドに変身した伊坂に立ち向かう。

 そのころ、自信を取り戻した橘は小夜子(粟田麗)を誘い、改めてデートすることに。しかし、小夜子を後ろに乗せバイクを走らせる橘の耳に、伊坂の不気味な声が響いてきた。
「さぁ来い。私の仕事を手伝うんだ」。
 その言葉に抵抗できない橘は、人が変わったように小夜子をバイクからおろすと一人伊坂のもとへ。あまりに突然の変化に不審を抱いた小夜子は、橘の身体に付着していた不気味な植物を改めて手にとって…。
 
脚本 今井詔二
監督 石田秀範
アクション監督 宮崎剛
特撮監督 佛田洋