第5話 2004/2/22
「過去への挑戦」
 栞(江川有未)と虎太郎(竹財輝之助)の目の前で烏丸(山路和弘)の体が炎を放ち消失してしまった。誰もいなくなった現場にひとり佇む栞は、亡き父がかつて病気の母に「絶対に死なせはしない」と語りかけていた情景を思い出していた。
「だからお父さんはアンデッドの封印を解いたの!?」。
が、そこへ現れた橘(天野浩成)はその炎がマグネシウムによるトリックだと見抜いてしまう。「どこまでも薄汚い野郎だ」とののしる橘に、栞は「アンデッドの封印を解いたのは…」と言いかけるが、怒り心頭の橘は栞の言葉に耳を貸そうとしない。

 天音(梶原ひかり)が、呼子の洞窟へ行きたい、と言い出した。なにやら亡くなった人の声が聞こえるとか。天音が行きたいという理由は、もちろん死んだ父の声を聞くためだ。が、遥香(山口香緒里)は猛反対。ひとりでも行くと言い張る天音の気持ちを思いやった虎太郎は、彼女を洞窟へ連れて行って やることにする。そんな2人のやりとりを聞いていた剣崎も「俺も…」と同行することに。

 剣崎らが出かけようとすると、心配した始(森本亮治)が天音を迎えにやってきた。しかし、今回ばかりは天音も始の言うことに耳を貸さない。何気ない調子で始にもいっしょに行かないかと声をかける剣崎だが、始はそんな剣崎を敵意のこもった目でにらみつける。
彼らを見送った始の耳に突如謎の声が響いてきた。
「人間になりすましたつもりか、カリス…」。
 周囲を見回す始だが、誰も目に入らない。

 洞窟へとやってきた剣崎らは、いきなりムカデアンデッドに襲われる。ひとり洞窟の奥にいた天音は、アンデッドに毒液のようなものを浴びせかけられ倒れてしまった。剣崎はそんな天音と虎太郎を逃がしブレイドに変身、しかしブレイドの攻撃にアンデッドは姿を消してしまう。

アンデッドから毒液をかけられた天音が高熱で苦しみ始めた。このままでは命が危ない。剣崎らから高熱の原因を聞かされた始は、「抗体だ」と言いながら飛び出そうとする。剣崎はそんな始を捕まえると、アンデッドから受けた毒はアンデッドの持っている抗体から抽出した治療薬でしか治らないことを聞かされる。そこへアンデッド出現の連絡が。すでにギャレンが戦っているらしいが、もしギャレンがアンデッドを倒してしまえば、天音を救う抗体は手に入らない。
「まずい!」先を急ごうとする始は「抗体はアンデッドが生きているうちに取り出さなければダメなんだ」と追いすがる剣崎に言い捨てて現場に急行する。どうして始がそんなことを・・・・。
 
 戦うギャレンとアンデッド。そこにカリスが割って入り、ギャレンを吹っ飛ばす。
「抗体を見つける方が先だ!」。
ギャレンを止めろというカリスに始の姿をタブらせる剣崎。ブレイドに変身し、いきがるギャレンを止めようとするが、ギャレンはブレイドの行動が理解できない。それぞれの思いがぶつかり合い、ギャレン対ブレイド、カリス対アンデッドの激しい戦いが始まった!
 
脚本 今井詔二
監督 長石多可男
アクション監督 宮崎剛
特撮監督 佛田洋