第4話 2004/2/15
「永遠の命の謎」
 「封印を解いたのは烏丸たちだ」。
 橘(天野浩成)の言葉にショックを受ける剣崎(椿隆之)。さらに橘は、急遽開発されたライダーシステムのためにやがては体がボロボロに崩壊するという。それは剣崎にとっても同じこと。動揺する剣崎だったが、烏丸(山路和弘)を信頼する栞(江川有未)は信じようとはせず、しまいには言い争いになってしまう。

 家を飛び出し、ひとりになった栞は改めて烏丸と出会ったころを思い出していた。「飢餓、貧困、病苦、政治不安などを解決するために人類基盤史を研究している」という志に共感し、亡き父のように烏丸を慕っていた栞。が、封印を解いた犯人を「烏丸たち」と指摘した橘の言葉を思い出し、栞はあるひとつの恐ろしい仮定に自らを苦しめることになる。

 天音(梶原ひかり)らの目の前で写真立てが溶けるという不思議な現象が起きた。連絡を受けた白井(竹財輝之助)は剣崎と駆けつけるが、何ら手の施しようがない。不安を口にする遥香(山口香緒里)に始(森本亮治)は「なんとかします、俺が」という。いったいヤツに何ができるというのか。始をカリスだとは知る由もない剣崎は、始に突っかかる。

 父が残した写真を手がかりに、以前ボードがあった場所へとやってきた栞は、そこで橘と遭遇。瀕死の烏丸と対面する。なぜこんなことを。詰め寄る栞に橘は「俺じゃない」と否定。逆に橘としてはアンデッドの封印を解いた人間を知るために、烏丸に死なれては困るという。と、そこまで言った橘は栞の父親がボードにいたことを思い出す。何か知らないか、と言われた栞の脳裏に、病気の母のそばで「助けてやる」と言っていた父親の姿が蘇ってきた。まさか、母のために父がアンデッドを…。「何も知らない」と懸命に否定する栞。

 モスアンデッドが現れた。アンデッドを探し回っていた始はすかさずカリスに変身。剣崎も現場へ向おうとするが、責任を感じる栞は剣崎を止める。
「君に関係のない人間が封印を解いたのよ。そのために君が犠牲になることはない…」。
 しかし、剣崎はそんな栞の気持ちだけを受け取ると、カリスとモスアンデッドが戦う現場に合流。ブレイドに変身し、カリスとともにアンデッドに立ち向かう。ブレイドの攻撃からモスアンデッドの弱点を見抜いたカリスは、2枚の手持ちカードを使ってアンデッドを撃破。
「俺を囮に…」。
 怒りを露にしたブレイドはカリスに挑みかかる。
 そのころ白井とともに烏丸のもとを訪れた栞だったが、その目の前で突然烏丸の体が燃え始めてしまう。どんどん燃え広がる炎を、栞も白井もただ見つめるしかなかった。
脚本 今井詔二
監督 鈴村展弘
アクション監督 宮崎剛
特撮監督 佛田洋