第2話 2004/2/1
「謎のライダー」
 「なぜだ!?橘さん!」。
 ギャレンに変身した橘(天野浩成)に見捨てられ、怒りと悲しみにくれながらもブレイドとしてアンデッドを撃破した剣崎(椿隆之)。さらに栞(江川有未)からギャレンが烏丸所長(山路和弘)を誘拐するVTRを見せられ、剣崎の心は揺れる。
「ボードは何のために存在して何をしていたのか、アンデッドはどこから来てるんだ。俺は何のために闘っていたんだ!」。
 剣崎は橘に裏切られた苦い思いを噛み締める。

 剣崎の疑問は栞も同じ。栞はボードに残されたコンピューターを白井(竹財輝之助)の豪邸へ持ち込むと、データをすべて解析。自分が勤めていたボードについて改めて調べ始める。
 そんな栞を横目に、剣崎は橘に裏切られたショックから立ち直ることができない。そんな剣崎に白井は「100回人を裏切ったヤツより、100回裏切られてバカ見た人間の方が好き」と声をかけ元気づける。

 プラント(蔦)アンデッドがとある天文台に出現した。闘うことに疑問を感じていた剣崎は逡巡するが、栞にハッパをかけられ天文台へ、その凄惨な現場を目の当たりにする。と同時に甦る、幼い頃炎にまかれる両親を助けられなかった苦い思い出…。人間としての怒りを再びみなぎらせた剣崎はブレイドに変身、 プラントアンデッドに立ち向かう。そんなブレイドの激しい攻撃にひるんだプラントアンデッドは逃亡。ブレイドはその姿を見失ってしまう。
 しかし、アンデッドは偶然天文台に遊びに来ていた天音(梶原ひかり)に標的を定めていた。ジワリと近づくアンデッド、と、その前にカリスが現れ天音を救出する。

 天音から新たな仮面ライダーの存在を知らされた剣崎と白井は首をかしげるばかり。天音を助けたということは敵ではないらしい。しかし、天音によると、アンデッドと何事か話していたとか。そんなことを話しながら歩いていると、再びアンデッドが現れた。ブレイドに変身した剣崎は苦しい闘いをしいられながらも、「苦しむ人たちのために闘うのがライダーの仕事」という栞の言葉を思い出し一向に引こうとしない。そこへ突如、第3のライダー、カリスが現れた。カリスはブレイドとはケタ違いのパワーを見せつけると、アンデッドを撃破、カードに封印してしまう。ブレイドは唖然としつつも「俺の味方なんだよな」と声をかけるが、カリスは「すべてが俺の敵」と立ち去ってしまう。
「いったい誰なんだ、アイツ」。
 剣崎と白井が呆然としていると、栞から緊急連絡が入った。栞の目の前に現れたバーチャルの映像、それは烏丸所長が痛々しく横たわる姿だった!
脚本 今井詔二
監督 石田秀範
アクション監督 宮崎剛
特撮監督 佛田洋