NEWS
ニュース

2018年1月16日

豪華キャスト陣勢揃いで試写会&制作発表記者会見を開催
撮影現場での秘話も続々…実は木村はモノマネ上手!?菜々緒の暴露に木村が大汗!

2018年1月18日スタート!
初回・第二回は15分拡大スペシャル

 いよいよ初回放送が今週木曜に迫る中、主演の木村をはじめ、江口洋介、斎藤工、菜々緒、間宮祥太朗、石田ゆり子、上川隆也ら豪華キャスト陣が集結し、制作発表記者会見が開催されました。
 記者会見前には、多数の応募者の中から厳しい倍率を勝ち抜いた500名を招待して第1話のプレミアム試写会も。放送より一足先に本編を楽しんだ観客の方々も見守る中での会見となりました。

■キャスト陣が語る撮影現場! 木村はまさかの“モノマネ上手”!?

 ステージが暗転し、スポットライトの中からキャスト陣が登場すると、客席からは大きな歓声が! 直前まで上映されていたドラマ本編からそのまま飛び出してきたような出で立ちの面々に、惜しみない拍手が贈られました。
 さっそく司会の宇賀なつみアナウンサーから撮影現場での様子を聞かれると、木村は「寒い中での撮影だけど、(設定上)スーツの前のボタンを開けていることが多くて…」と告白。すかさず菜々緒も「コートなども着ていないので、『この人たち寒いんだろうな』って思いながらドラマを見て」とアピールすると、木村と上川から「それは雑念が入るから(ダメ)!」とツッコミが入っていました。
 第1話の爆破シーンでは、派手な演出によって、江口と石田が思いがけず真っ白になってしまったという秘話が飛び出したり、試写後に集められたアンケートにあった「撮影の合間にはどんな話をしている?」という質問に対し、菜々緒や斎藤から「木村さんはモノマネが上手で…」と暴露されて、木村が汗をかきながら必死に弁解する、という一幕も…。『BG~身辺警護人~』のキャスト陣が早くも和気あいあいとした雰囲気で撮影に臨んでいることが窺い知れる時間となりました。

 また、木村には「思春期の息子がいるシングルファーザー役」についての質問も。以前に別のドラマで共演経験のある息子役の田中奏生を「あのときは小さかったのに、いつの間にかでっかくなってて…」と、今回の再会での驚きを明かしていました。さらに、別れた妻役は誰なのかも気になっているそうで、「プロデューサーからは『誰がいい?』って聞かれたんだけど…(笑)」と話し、笑いを誘っていました。
 今後、木村演じる章の元妻がどんな形で物語に登場するのかにも注目が集まります!

■「今年一番護りたいこと」は? ひとりひとりが書にしたため、披露!

 今作『BG~身辺警護人~』のテーマでもある“護る”にかけ、キャスト陣が「今年一番護りたいこと(実行したいこと)」を書にしたため、発表。江口からは「縁」、斎藤からは「鼻」、菜々緒からは「健康」、間宮からは「住」、石田からは「鍛」、上川からは「律」、そして木村からは「約束」、と、それぞれに個性的な回答が披露され、会場を湧かせていました。
 キャスト陣が披露した言葉、とその理由の詳細は、是非コメント欄にてご確認ください。

■「最後までやり抜くので受け取って」…木村からの力強い言葉で閉幕

 会見の最後には、ドラマのヒットを祈願し、7人で“鏡開き”が行なわれました! 木村の「せーの!」という掛け声に合わせ、開かれた樽の中からは、番組特製の饅頭が登場。集まった観客の方々に配られることになり、会場からは再び大きな歓声が上がっていました。

 ラストには木村から「このキャスト・スタッフで最後までやり抜きますので、受け取ってください」と力強い言葉がおくられ、記者会見は大盛況のうちに終了しました。

【出演者コメント】

木村拓哉(島崎章 役)コメント

治安のいい日本において今、ボディーガードの需要は低いとは思いますが、こういった形のヒューマンドラマを作ってみました。最後まで絶対にやり抜きますので、受け取ってください。

――現場でのエピソード。大変だったことなど…
今回、警視庁SPも身辺警護課もスーツを着ていますけど、お仕事中は前のボタンを一度も止めないんです。ちなみに、菜々緒ちゃんはスタッフの方との間で、「寒い」という言葉を言わないようにするというルールを作っているそうですよ。
第1話で爆破シーンがあるんですけど、石田さんも江口さんも塵で真っ白になってしまったんです。どうやら特殊効果のスタッフがいつもよりちょっと、気合が入っていたらしくて、(火薬の)量が半端なかったみたい(笑)。

――ボディーガードとしての島崎章、シングルファーザーとしての島崎章、その演じ分けは?
演じ分けは大きく意識してないですけど…。普通のドラマだと話している相手の目を見ることが多いと思いますが、身辺警護中は周りに気を配っていることが多いので、不思議な会話劇が毎回展開されています。でも、息子とのシーンに関しては、ひとりの家族として接することができるので、こちらからはしっかりとアプローチしています。多感な息子からは冷たくあしらわれていますけどね(笑)。
実は息子役の彼(田中奏生)とは以前、別の作品でご一緒していたのですが、当時はすごいちっちゃかったんですよ! 今回再共演したら、いつの間にかでっかくなっていたのでビックリしました! 
この親子関係がどうなっていくかに加えて、僕の別れた奥さんが誰なのかも気になります(笑)。プロデューサーからも「誰がいい?」と聞かれたんですけどね(笑)。

――【書のコーナー】「今年一番護りたいこと」
「約束」
単純に、言ったことはちゃんと守りたいな、と。「じゃ、今度行こうな」みたいな口約束って多いじゃないですか。それで終わるのがイヤなので、ちゃんと有言実行していきたいな、と思います。

――もし自分が警備してもらうなら誰がいい?
江口洋介さん
兄貴分としてもすごく親しみを感じるし、(護ってくれる人に)どこか柔らかい部分がないと、自分も窮屈だと思うので。

――『アイムホーム』(2015年)の制作発表では「転入生のような気持ち」とおっしゃっていましたが、今回は?
もう転入生の気分ではないです。テレビ朝日さんのシステムや流れも以前経験させていただいたので。“もう一度そこに戻ってこられた”という感覚が非常に強いです。あと、これだけ豪華な出演者のみなさんとご一緒できるのは、テレビ朝日さんのドラマに勢いがあるからこそだと強く思いますし、毎日を楽しんでいます。

江口洋介(落合義明 役)コメント

木村君をはじめ民間のボディーガードの方は丸腰なのですが、その中で僕の役は国家を背負ったSP。国家側の武器を持つ役柄です。信念を持って人を護る、ちょっと皮肉屋さんの役です(笑)。

――【書のコーナー】「今年一番護りたいこと」
「縁」
石田さんもデビューのころから知っていますし、木村くんも昔から知っていますし、今回のメンバーはご一緒したことがある方が多いんです。そういった『縁』は今年一年だけでなく一生守りたいですね。友達もそうですが、縁がある人とはよく会うし、逆に縁がなくて会えない人というのもいます。それはスタッフや共演者も同じで、何度もご一緒させていただく人はやっぱりいる。それは目に見えないものだけど、大切にしたいなと思っています。

――もし自分が警備してもらうなら誰がいい?
木村拓哉さん
木村くんは約束を守ってくれそうなので。

斎藤工(高梨雅也 役)コメント

武器を持つことで互いにどんどん加熱し、大きな争いになっていくというストーリーの重厚さとリアリティー、ハッとするような発見と生活レベルに降ってくるヒントのような言葉をたくさんもらえるドラマです。
僕は、1話にもかかわらずボディーガードを辞めてしまって、この先どうなるのでしょう…。三点倒立ぐらいの土下座をしてでも戻りたいですが(笑)、もし戻れなかったら、今から勉強してメインテーマのサックスかフルートかを毎回、吹かせていただきたいと思っています。

――現場でのエピソード
僕には、この人の存在は絶対に誰も知らないだろうという師匠がいるんですけど、その人の名前を木村さんがポツンとおっしゃったときには、ゾッとしました。木村さんの情報網はそこまで張っているんだと。ほかにも、なんで知っているのかということが多々あって、気を抜いているとビビらされます。

――【書のコーナー】「今年一番護りたいこと」
「鼻」
全然ボケたわけではないのですが、これだけのメンバーの中に並んで、壮大な一文字を書けない自分の小ささ…(笑)。でも具体的に、僕の日常に戻ったときに自分が何を護っているかというと『鼻』なんです。寝るときは鼻呼吸がしたい。僕は寝ている間、信じられないくらい口を開け、信じられないくらいよだれを流すんです(笑)。だから口をマスキングテープで留めて寝ています。口からは色々ばい菌が入ってきちゃいますからね。鼻呼吸を今年も護っていきたいと思います。

――もし自分が警備してもらうなら誰がいい?
日替わりで全員。強いて言うなら、半年後くらいの鍛えられた石田ゆり子さんに護られたいと思います。

菜々緒(菅沼まゆ 役)コメント

紅一点、唯一の女性ボディーガード役です。この豪華で素晴らしいビジュアルの皆さんが揃う、天国のような現場で楽しく撮影させていただいております。女性ならではの視点でドラマを面白くできたらいいなと思っています。

――現場でのエピソード。大変だったことなど…
私は寒いのが苦手なのですが、皆で“あったかグッズ”の話をしたり、じゃんけんゲームをしたりして、寒さを紛らわせています。
ボディーガード役の私たちはコートを羽織ることもできないので、まさにこのジャケット姿で“外ロケ”を頑張っています。寒いんだろうなぁと思いながら見ていただけたら…(笑)。

――撮影の合間にはどんな話をしている?
撮影の合間は、本当に他愛もない話をしています。木村さんがお話ししてくださることが多いのですが、私が個人的に一番楽しみにしているのは、木村さんの“モノマネ”(笑)。モノマネというわけではないのですが、木村さんは自然な会話の中で共演者の真似というか、話し方まですごく本人に“寄せて”、ナチュラルに話してくださるんですよ! 効果音や擬音までリアルなんです。いろいろな物事や人をすごくよく見ている方なんだなと感じて、尊敬しています!

――【書のコーナー】「今年一番護りたいこと」
「健康」
年末年始に思いきり風邪をひいてしまい、何事も健康第一でなければできないなと思いました。年齢的に体力の衰えも出てくると思うので、そういったところを大事にしながら仕事に支障がないようにやっていきたいと思い、最近はジムに行って体力をつけるようにしています。

――もし自分が警備してもらうなら誰がいい?
木村拓哉さん
ボディーガードは警護対象者が来てほしくないところまで行かなくてはならないですから、四六時中一緒にいるわけで、警護以外も大事だと思うんです。木村さんはお話も楽しいですし、いろいろやってくださると思うので…!
実は、私はすでに実際に木村さんに守られているんです! クランクインする前に警護研修を受けたのですが、その帰り道、すごい勢いで開いたドアにぶつかりそうになりました。その時、木村さんがバッと守ってくださって、その臨機応変さ、柔軟に対応する力が本当にすごいなと思いました。

間宮祥太朗(沢口正太郎 役)コメント

木村さんはじめそうそうたるキャストの皆さんと、ここに立たせていただいているということがとても幸せです。沢口はドラマの中でも「ゆとり」と言われていたように、ボディーガードのチームの中で一番若くて楽観的、緊張感のない役です。ボディーガードと言われてもピンとこない部分があると思うのですが、沢口の役を通してみなさんに体現したいと思います。

――現場でのエピソード。大変だったことなど…
みなさんがスーツ一枚の中、僕だけベストを着ているんです(笑)。木村さんと菜々緒さんと3人で撮影をしていて、すごく風が吹いていて寒いときに自分だけベストを着ているのがずっと申し訳なかったですね。役の個性なんですが、1枚あると暖かさが違います(笑)。

――【書のコーナー】「今年一番護りたいこと」
「住」
衣食住の『住』です。スタッフさんに見守っていただきながら書いたのですが、「若さは太さ」と言われたので出来るだけ太く書きました(笑)。
一人暮らしを始めて6、7年になるのですが、最初は家にひとりでいる時間なんてどうでもいい、と思っていたんです。それが最近になって家の中を充実させたい、自分が生活をする空間が自分にとっていいものでありたいと思うようになり始めました。
前回共演させていただいた時から思っているのですが、斎藤工さんのお宅に遊びに行きたい。お住まいがすごく充実しているだろうなと想像しているんです。

――もし自分が警備してもらうなら誰がいい?
上川隆也さん
ドラマでもそうなんですが、リーダーなので包容力というか、空気が優しさに包まれるんです。その優しさの空間の中にいたいと思います。

石田ゆり子(立原愛子 役)コメント

私が演じる厚生労働大臣の立原愛子は、思ったより“黒い”(笑)。でも、黒いなりにも信念があって、上がっていくためには手段を選ばないという強さがあり、その強さが私にとっては役を演じるときの拠り所です。ここにいらっしゃるキャストのみなさん、素晴らしいスタッフのみなさんと、最後まで走り抜けたいと思っております。

――【書のコーナー】「今年一番護りたいこと」
「鍛」
「護る」というのを「意志を貫く」「目標を守る」という意味に置き換えて、鍛錬の『鍛』です。私はすごい怠け者で、家にいるとダラダラとした生活を送りがちなんです。年齢的にも本当にまずいなと思い始めたので、体も心もちゃんと鍛えて、『BG~身辺警護人~』で最後は、木村さんたちみなさんの側に行きたいです(笑)。できたら最後はアクションをやって終わりたいと思います。

――もし自分が警備してもらうなら誰がいい?
間宮祥太朗さん
私はドラマでは護られる方で、いつも木村さん、江口さんに護られて幸せな役なんですけど、そうだな…一番、頼りない間宮くん! さっきから横で見ているとまつ毛がふさふさで! この若くてかわいい間宮くんに護られたいです(笑)。

上川隆也(村田五郎 役)コメント

ビジュアルのよい部下たちに囲まれまして、本当に幸せです。このメンバーの中では年長者なので年長者らしいことを申し上げたいと思いますが、警護課の“護”という字はごんべんの難しいほうの“護る”という字です。この“護る”ということの意味を、全編を通して描きつつ、みなさまにお届けしてまいりたいと思います。

――現場でのエピソード。大変だったことなど…
木村さんが警護手順を想定している中で爆発が起きるというシーンがあるのですが、それがすごかったです! 遠くで爆発しているように見えるのですが、実際は近くて…。撮影から帰って来た江口さんたちが、真っ白になっていました(笑)。

――【書のコーナー】「今年一番護りたいこと」
「律」
規律の『律』でもありますが、旋律や自由律などの『律』でもあり、リズムという意味ですね。共演者やスタッフのみなさまとのリズムですとか、またそれを通じて1年間仕事していく中でのリズムを大事にして過ごしていきたいなと思っています。

――もし自分が警備してもらうなら誰がいい?
斎藤工さん
実は、人となりがまだあまりよくわかっていないのですが、本当にシャイなんです。木村さんを中心に話しているときなど、ちょっと離れたところにいて、笑いのツボが来たらクスクスと笑っている…。その姿がすごくかわいらしくて…(笑)。そんな彼が“護り”についてくれたらどんな姿を見せてくれるのか、とても興味があります。