明智球八
明智球八 球七の双子の弟。額にボール型のアザを持つ巨漢の七番打者。その体の大きさは、球七の胴体を片手で掴めることなどからも、弟の約10倍はあると推測される(漫画内描写比べ)が、時と場合によって描写サイズも変わるため、正確な測定値は不明。球七と共に阪急入りしたが、球一の打球を守備出来ず敗北したのを機に「アストロ球団」入り。球七を投げて外野を二人だけで守るという守備が特技。その腕力たるや、大木を地面から両手で引っこ抜けるほど。「人間発射台」とも称され、「人間ロケット」である球七を時にはアストロ球場周囲にある新宿の高層ビルと同等の高さまで放り投げられるパワーを持つため、怪力しか取り柄がないかといえばそんなことはなく、無鉄砲に傷だらけになる“火の玉野郎”な兄を常に労わる優しい心の持ち主でもある。球七のことは「アニィ」と呼び親しんでいる。普段は極めて温厚で口数も少ないが、対ビクトリー戦での走塁中、ビクトリー球団守備陣のキックによる総攻撃(もちろん守備妨害)を全身に受け、怒り爆発。「もうたくさんじゃ〜っ!!(中略)こんな殺人野球からはなにも生まれはせん!ただ消えることのない憎しみとうらみだけじゃ〜っ!!」と絶叫し、正道野球へ帰るよう訴えた様は、おとなしい性格とのギャップとその巨体ぶりが相まってド迫力の説得力を見せた。額のアザは時によって小さくなったり、中盤以降はしょっちゅう消えていたりするが、あまり気にしてはいけない。