■8月のテーマ・パネリスト | |
日中平和友好条約締結20周年・江沢民国家主席来日記念 『日・中市民大討論!』 =日中関係の未来= |
+ 企画趣旨: 日本と中国が、国交を回復して既に四半世紀の時が過ぎました。今年は「日中平和友好条約」締結から20周年を迎え、9月には江沢民国家主席の来日も予定されています。この間、太平洋地域における両国の地位と存在感は更に高まり、ことにアジアの安定的な地域秩序の維持には、両国が手を携えて積極的に貢献して行く必要が求められています。また、経済的にも、日本と中国はいまや切っても切れない間柄となっています。96年には日中貿易の総額は600億ドルを超え、いまや日本にとって中国はアメリカに次ぐ貿易相手国となっています。その一方で、中国の経済発展はめざましく、2020年には、世界第一の経済大国に発展するという観測もあります。これからの日中関係を語るには、「経済」は、大事なキーワードになりそうです。 この経済を中心とした関係の深まりの一方で、先の大戦を巡る「歴史認識」やその事実を、どのように後世に継承して行くかなど、懸案も多く残されています。半世紀前の不幸な歴史をいかに克服して、より良い将来を共に歩むことができるかを展望すると言うことも、大きなテーマになると思います。 また、南沙諸島の領有権問題や環境問題、人口問題、また昨今の香港をはじめとするアジアの経済不安など、いま、中国を取り巻く問題は、ただ中国ひとりの問題ではなく、近隣諸国、ひいては世界全体に大きな影響を与える問題となっています。 昨年2月の最高指導者ト小平氏の死去から、1年が過ぎ、新指導体制の下、中国は何を考え、どこへ行こうとしているのでしょうか?20世紀も残すところあとわずか、来るべき21世紀にむけて、日本、中国それぞれの有識者が、日中関係の過去、現在、未来について、市民レベルで忌憚のない意見を交わすことは、極めて意義のあることだと考えます。 + + |
||
+
=Panelist= 司 会 :田原総一朗 進 行 : 宮崎 緑・渡辺宜嗣 パネリスト: [日本側] 衛藤瀋吉 東京大学名誉教授 小島朋之 慶応義塾大学総合政策学部教授 高野 孟 「インサイダー」編集長 田畑光永 神奈川大学教授,元TBS 戸張東夫 産業能率大学教授 蓮舫 キャスター、女優 + [中国側]日本語堪能論客同数招請 劉徳有 中国文化部元次官、中国国際文化交流協会会長 陸国忠 中国国際問題研究所高級研究員 林国本 中日友好協会理事 張云方 中国全国日本経済学会副会長 高海寛 中国国際友好連絡会副秘書長、平和と発展研究センター主 楊晶 中国青年国際人材交流センター対外連絡部長 |
|表紙| |
All documents, images and photographs included in this site are owned by TV-Asahi. |