■3月のテーマ・パネリスト | |
『激論!大蔵省の功罪と日本!!』 エリートキャリアの常識と非常識…… |
+ 昨年5月の野村証券と総会屋の不正発覚に端を発した一連の金融不祥事は、遂に国の金融行政の中核たる大蔵省と日銀からも逮捕者を出すという非常事態にまで発展しました。
検察側は、頻繁に行われていた接待を「構造的な汚職」であると捉え検挙に踏み切った様ですが、官僚サイドからすれば永年続いてきた一種の「文化」に対して、行き過ぎはあったとしてもまさか続々と逮捕者を出すような事態になるとは、努々思ってもいなかったのかもしれません。
また、大蔵省について言えば、「田谷・中島問題」が発覚した当時は、個別の人間性の問題として捉えられていた腐敗の問題も、今回の「4名の逮捕」やこれまで囁かれてきた確度の高い「噂」も含めれば、およそ個人に由来する問題ではなく、明らかにシステム、組織の問題であることは明白です。とすれば畢竟、行政改革の際に一時世間を賑わせた「大蔵解体論」が、改めて世に問われることにもなろうかと思います。
今回の「朝まで生テレビ!」では、一連の金融不祥事の検証と大蔵省を軸としたこれからの金融政策、金融行政のあり方、ひいては大蔵省そのものあり方について、徹底的に議論してみたいと思います。 |
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=Panelist= 司 会 :田原総一朗 進 行 : 宮崎 緑・渡辺宜嗣 パネリスト: 池坊 雅史 池坊華道会顧問、元大蔵省課長補佐 栗本慎一郎 自民党・衆議院議員、経済企画政務次官 佐藤 道夫 二院クラブ・参議院議員、元札幌高検検事長 スコット・ハーズ 経済ジャーナリスト、元協和銀行 須田慎一郎 金融ジャーナリスト 高野 孟 「インサイダー」編集長 テリー・伊藤 テレビプロデュサー 浜田卓二郎 元衆議院議員、元大蔵省 古川 元久 民主党・衆議院議員、元大蔵省 舛添 要一 国際政治学者 宮崎 哲弥 評論家 八幡 和郎 アジア経済研究所総務部次長,元通産省課長 山田 厚史 朝日新聞編集委員 |
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