6月のテーマ 朝生logo


5月のテーマ:
「激論!激論!死刑制度の是非?!」
「朝までやってみました」

ありがとうございました。メールを送って下さった方には特に感謝します。最初の司会、心境はまな板にのった魚のようなものでした。さあ、煮ようが、焼こうが、お好きなようにどうぞ。そう思っているうちに4時間たったのです。疲れたのも、果たしてそれが、緊張によるものか、時間の長さによるものか、よく分かりません。

番組を見ていた友人は、冷や冷やしたといっていました。ところが本人は、意外にクールに見ているものなのです。あれ、金さんを怒らせてしまった。でもいいか、腹がたったんならしかたない、様子を見るか、なんていう無責任。呉さんが大胆な問題提起をする。びっくりした人もいたでしょうが、私は、へえ、なるほど、面白いことを考えるな、とまるで司会者の立場を忘れて楽しんでいたのです。

結局、あれは、その場の成りゆきこそがリアリティーではないかと思いました。即興劇みたいなものですね。視聴者の皆さんには申しわけありませんが。雑誌の編集もそうなのですが、作っている人が面白くないものは、見る人にとって面白いはずがない。ごめんなさいね、勝手なことを言いまして。また、よろしく。

蜷川 真夫  



表紙

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