参議院選挙で歴史的大敗を喫した自民党。その敗因は様々に指摘されていますが、安倍総理は早々にその「責任の痛感」と「続投」を表明しました。
更に今月27日には内閣が改造されました。
果たして、その求心力を問われている安倍総理は失地回復すべく国民の信頼に応える内閣改造ができたのでしょうか。
一方、大勝した民主党はどのような戦略で政権奪取を目指すのでしょうか。
来年4月で結党10年を迎えるにあたり、ここにきて政権交代が現実味を帯びてきた中、囁かれてきた党内結束の不安は解消されるのでしょうか。
「テロ特措法延長問題」、「年金問題」など、内外に多くの緊急課題を抱えている日本が始めて経験する「ねじれ国会」を与・野党はどう運営するのでしょうか。
いずれにしても不安定化する世界経済の下、権力闘争による政治の停滞は許されるものではありません。
今月の「朝まで生テレビ」では、秋の臨時国会を前に、内閣改造を受けてその評価と安倍改造内閣への期待と不安、更には対峙する民主党の覚悟と戦略、そして喫緊の政治課題を徹底討論したいと思います。 |