■ 12月のテーマ・パネリスト |
ブッシュ大統領は、中間選挙の敗北を受けて、イラク政策をはじめとするこれまでの強行的な外交政策の見直しを余儀なくされています。 一方で、北朝鮮は、その足元を見ながら着々と核武装の鎧を強固なものにしようとしていると言われます。 ブッシュ大統領の任期はあと2年。この2年で、果たして米朝の関係はどのような進展を見せるのでしょうか?北朝鮮の核兵器放棄の道筋を立てることはできるのでしょうか?それとも、最悪のシナリオ「軍事オプション」が発動されることがありうるのでしょうか? アメリカの世界戦略が変わることによって、日本の対北朝鮮政策に影響が及ぶことは間違いありません。今後、日本は「拉致問題」も含めどのように北朝鮮と対峙してゆけばよいのでしょうか? 折りしも、『6カ国協議』が1年ぶりに再開されるというニュースが流れ、その成り行きもまた注目されるところです。 小泉政権からのおよそ5年半、ただひたすら対米追従の姿勢を貫いてきた日本外交ですが、今後もそのような姿勢で望めばよいのでしょうか?それとも、アメリカからの自立を模索すべき時が来ているのでしょうか? 対中、対ロ、そして対韓外交においても、アメリカ外交の方針転換の影響が出てくることと思われます。日本が、アジアにおいて、中核的な地位を占めるために、いま、外交的にすべきことは何で、すべきではないことは何なのでしょうか?領土問題含めてさまざまな問題が山積する近隣諸国との関係を、どのように構築してゆくのか?日本外交の力が試される局面が来ています。 今回の「朝まで生テレビ!」は、恒例元旦スペシャルとして時間を拡大。世界情勢が再び大きな曲がり角に差し掛かりつつある2007年を迎えるに当たって、日本の「外交力」を多角的に再検討し、これからの日本の進むべき路について、4時間半、「生激論」します。 |
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