■ 6月のテーマ・パネリスト |
小泉総理の「公言どおり」通常国会は、数々の重要法案を棚上げにしつつも、会期延長もなく幕を閉じました。現実的には、これをもって小泉政権は仕舞いに入り、秋の総裁選へ向けてポスト小泉レースが熱を増してゆくことになります。 2001年4月に誕生した小泉内閣は、毀誉褒貶はありながらも、歴代まれにみる高い支持率に支えられて、見事任期を全うすることとなりそうです。高い支持率は、小泉総理の断行したさまざま改革に対する支持なのでしょうが、最近ではさまざまな方面で改革の“副作用”も言われだしています。 先日の「日経ビジネス誌」の調査では、「戦後大きな功績を残した総理」として、吉田茂、田中角栄に続き堂々第3位の座を占めた小泉総理ですが、はたして「小泉改革」は、これから先、歴史によってどのような評価を下されるのでしょうか? 今回の「朝まで生テレビ!」では、およそ5年半に及んだ小泉政権の総括とポスト小泉に課せられた政治課題について徹底討論したいと思います。 道路公団民営化、郵政民営化、などいわゆる構造改革は本当に成功したのか? 金融経済の自由化に問題はないのか?格差拡大の責任と今後の政治の対応は? 北朝鮮問題に対する対処の仕方についてと、今後の方針は? 中国、韓国の対日感情の修復と東アジア外交をどうするのか?等々・・・ 内政、外交など全般にわたる「小泉政治」の総括と、やり残された課題として先送りされた案件などについて、ポスト小泉の候補たちはどのような姿勢で臨むのか? 臨むべきなのでしょうか? |
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