■ 12月のテーマ・パネリスト |
放送開始以来2006年でついに20年目を迎える“朝まで生テレビ”の恒例大晦日年越しスペシャル版。戦後60年と云う節目の年だった2005年、“朝まで生テレビ”は「帝国軍人」がパネリストとして太平洋戦争について語る企画を2回行うなど、他の番組とはまったく違った視点であの戦争を総括しました。また歴史に残るであろう「小泉純一郎政権」に対しても内政・外交・憲法と様々な角度から考察を試みました。 そんな“朝まで生テレビ”の年に一度恒例のスペシャル版は、現代をリードする論客や、今の日本の顔と云える方々にご出演して頂き、話題多き2005年の総括と「小泉政権最後の年」となる2006年を様々な観点からに語って頂く、年明けに ふさわしいスペシャル版にしたいと思います。 「2005年」と云う年は数十年後には様々な意味で『あの年が転換点だった』と言われる様な気がします。 政治においては「小泉純一郎の歴史的圧勝」となった総選挙。番組ではこの異常とも思える人気を持つ「小泉政権」とは何なのかを分析、そしてその政策の「功罪と今後」を考えます・・・「構造改革」はさらに進むのか、その時それは我々の生活に何をもたらすのか? そして「小泉政権」最大の課題になりそうな外交問題、日米同盟こそ日本の生命線として、アジア外交特に中国・韓国との関係は最悪の状態にした、小泉純一郎の選択は果たして日本をどこへ連れて行くのかを考えてみたいと思います。 経済に目を向けると、景気が回復の兆しをみせる中、「株」と云うものが我々一般人の中で これ程日常的に語られ、扱われた事は今まで無かったような気がします。そして今年の春のライブドアVSフジテレビ、今も続く楽天VSTBSのM&Aは日本人の「株」・「会社」に対する感覚の変化の象徴である気がします。 一方で「格差社会」「下流社会」がキーワードになりつつあります。「一億総中流」の時代は遠くに去り、一部の富裕層と持たざる者(これも今年ある意味単語として定着した感のある「ニート」を含め)の格差が強く感じさせられた2005年でした。この格差は小泉政権の下2006年さらに拡大されるだけなのでしょうか? 戦後60年、日本は戦後を終了し、新しい価値観をリセットしようとしているのでしょうか? 徹底的に討論したいと思います。 |
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