アメリカのイラク攻撃は、世界中から挙がる反対の声を無視して、着実に準備が進められています。そんな中、アメリカの同盟国である日本は、「仮定の話はできない」というスタンスで、よく言えば慎重、悪く言えば成り行き任せで、自らの立場や考えを明確にできずにいるように感じられます。
北朝鮮の問題も拉致疑惑から核問題へと比重が移り、日朝二国間では解決不能な状況となっているようです。この問題は、今後の展開次第では新たな軍事的緊張へと発展する可能性が大きいと、懸念されます。しかも、その緊張とは、私たち日本が当事者として関わる軍事的緊張です。私たち日本は、この“半島有事”という状況に、どのような対応策を持ち合わせているのでしょうか?
また、もう言及することさえ辟易としている向きも多いかと思われますが、一向に好転しない経済問題もまた同様に、まったくの手詰まりの状況に陥っています。
そこで、今回の「朝まで生テレビ!」では、次世代を担う現在40歳前後の論客の皆さんにお集まりいただき、これからの日本の生きる道を徹底討論してみたいと思います。
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