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激論!亡命事件と日本の外交

さて、今年も残すところ、ひと月あまりとなりました。

今年は、昨年から繰り越されてきた政治スキャンダルの問題で年をあけました。

外務省を舞台に繰り広げられた騒動は、思わぬ方向へと進展しスキャンダルの応酬となりました。田中眞紀子、鈴木宗男、加藤紘一、辻元清美…国会を賑わせた怱怱たる顔ぶれが、次々とその姿を消してゆきました。そんな最中、「瀋陽事件」が起こり、国交正常化30周年を迎えようとしていた日中関係に、微妙な影を落としました。

その後、政治スキャンダルの問題がひと段落すると、電撃的な小泉首相の訪朝が行われました。しかし、懸案だった「拉致問題」は、一部被害者の帰還を果たすことはできましたが、さらに70人から80人の被害者がいるという情報も浮上し、解決というには程遠い状態です。
更には、東アジアの安全保障に甚大な影響を与えることになる「核開発疑惑」が再び浮上し、日朝国交正常化は完全に暗礁に乗り上げているような状況です。このような東アジアの状況を横目に、アメリカはイラク攻撃へと、着実に準備を固めています。予測される事態に日本はどう対応すべきなのか?
これから大いに議論となるところでしょう。

今年は、強いて言えば、日本の外交、特にアジア外交が、内政的な部分も含めてクローズアップされた一年であったといってもいいかもしれません。アジア外交についていえば、常に持ち上がるのが、「歴史認識」や「靖国参拝」問題です。

小泉首相の靖国参拝をめぐっては、中国首脳も明確な拒絶反応を表すなど、平行線を辿るばかりです。また、福田官房長官の私的諮問機関による答申が出された「靖国神社」に代わる無宗教の国立施設建設をめぐっても、議論は停滞しています。

そこで、今月の「朝まで生テレビ!」は、今年最後の放送ということで、アジア外交を軸に今年を振り返りつつ、外交上の難問が山積する中で、今、日本はどのような立場をとればよいのか?徹底討論しようと思います。




司会: 田原総一朗
進行: 渡辺宜嗣 丸川珠代
パネリスト: 阿形 充規(全日本愛国者団体会議議長)
上田 哲(マスコミ世論研究所理事長,元衆議院議員)
木村 三浩(新右翼「一水会」代表)
穀田 恵二(日本共産党・衆議院議員)
四宮 正貴(著述家,四宮政治文化研究所代表)
高木 陽介(公明党・衆議院議員)
中林 美恵子(経済産業研究所研究員)
秦 郁彦(日本大学教授)
ばば こういち(放送ジャーナリスト)
平沢 勝栄(自民党・衆議院議員)
保坂 展人(社民党・衆議院議員)
吉田康彦(21世紀政策構想フォーラム代表/北朝鮮人道支援の会代表)
大谷昭宏(ジャーナリスト)



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