■3月のテーマ・パネリスト |
今回の「朝まで生テレビ!」では、今国会で審議される予定の「個人情報保護法案」および「人権擁護法案」についての討論を企画をしています。 この両法案は、それぞれの法案の理念とは全くべつの意図で、メディア規制への道へ繋がりかねないとの危惧が、一部で指摘されています。デジタル化社会において個人情報の保護が必要なことは当然です。 また、報道被害も含めて国民の人間としての基本的人権が保護されるべきは、民主主義社会においては極めて当然のことと言えます。 しかし、それらの美名のもとに、取材、報道の自由が規制されるとすれば、それは「国民の知る権利」を害する道へと繋がりかねません。果してこの二つの法案には、そのような懸念がないと言えるのでしょうか? また、もしこのような法律を以って、メディアの“横暴”を規制して欲しいと言う国民の声が少なからずあるとするならば、私たちメディアの側にも、知る権利、報道の自由と国民との関係を改めて見つめ直すよい機会といえるのかもしれません。 情報化社会が言われる今、法案を意図されている国会議員の方々、各界の有識者、メディア側の当事者などを交えて、徹底討論したいと思います。 |
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