■2001年5月 第170弾「激論!”歴史教科書問題”とは何か?!」 にお寄せいただいたご意見 | |
1件〜25件 26件〜50件 51件〜75件 76件〜100件 101件〜125件 126件〜150件 151件〜175件 176件〜200件 201件〜225件 226件〜250件 251件〜275件 276件〜278件 | 平野さん [年齢: 38/性別: 男/お住まい: 神奈川県/ご職業: 大学職員] 質問1:韓国・中国の修正要求をどう思いますか? 日本も韓国も中国もそろそろ知恵を振り絞る時に来ているのではないか。 質問2:歴史教科書についてひとこと この問題の解決策はしごく単純である。 要は教科書検定制度を撤廃すれば良い。 なまじ政府が検閲的なことをし、お墨付きめいたものを与えるから、近隣諸国が内容に対して抗議するのである。 日本国憲法は思想・言論の自由を保証しているのだから、どんな教科書を作っても基本的には何らの問題はない。 それを採用するか否かも各学校の自由であり、裁量にまかせれば良い。 ところが教科書は文部省にとって数少ない規制であり、権限である。 業者も自由競争より、国のお墨付きがほしい。 そういう利権構造もある。 だから検定制度がやめれない。 こんな制度はやめれば良い。 やめれば近隣諸国にとやかくいわれなくなる。 以上は榊原英資慶応大学教授(元大蔵省財務官)の見解。 私は全く同感。 教科書問題はそう考えると外交問題ではなく、内政問題である。 近隣諸国でも政治家の人気が低迷すると、教科書問題で日本叩きをするという。 そうすると面白いほど支持率が上がる。 一種のナショナリズムの昂揚、失政隠しもあるという。 だからお互いに内政上の事情によるところが大きい。 歴史教科書の背景には実に奇妙な構造が甲斐間見える。 自らの思想・信条に照らして教科書をつくっている人の方が、はるかに純粋である。 |
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