voice5

今回は「脚本」の巻！

voice５リターンズの脚本は、前回voice４から書いてくださっている
脚本家　古沢良太（こさわりょうた）さん

脚本家　古沢良太（こさわりょうた）さん

テレビ朝日の第２回新人シナリオ大賞を受賞。
人気ドラマ「動物のお医者さん」などをてがけ、
さらにイラストレーターとしても活躍するマルチぶり。

古沢良太作　ちょいと一杯

そして何と！去年、感涙の大ヒットを飛ばした映画「ALWAYS　三丁目の夕日」で
第２６回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞！！とってもスゴイ人なんです！

その仕事ぶりを見ると「すごいなこの人」とお世辞じゃなく本心から思える方で･･･
「もっと役の人数を増やして欲しい」やら「セリフなしでの出演にして欲しい」といった
ワガママを「･･･分かりました」と静かに言ったかと思うと、
1週間たつかたたないうちに、以前のものより確実に面白く仕上げてきちゃうんです。

今回も、公演できなかったvoice５の脚本が非常に面白い作品だったので、
当初は＜多少手直しする＞程度の予定だったのですが･･･

『中途半端に手直しするのはよくない！だったら新しいものを作ろう！
ね、古沢さん？』
と監督が大胆提案したので

『・・・・・・・いいですよ』
と快く（？）請けあってくれたんです！

ところで、いつも古沢さんを見ていると不思議なことが。
それは、会議での「メモのとり方」。

ノートを大きく開くと、端からノートを埋めていくのではなく、
かなり自由奔放にあっちこっちにペンを走らせるのです。

非常に気になったので見せていただきました！こちらです！

ネタばれしちゃうのでちょっとぼかしを入れています･･･

すると、紙全体を使って書き込まれた言葉の数々が･･･。
そこには脚本に盛り込まれる･･･かもしれない･･･キーワードがちりばめられていたのです。

『後で見て何のことだかわからなくなることも･･･』

とおっしゃる古沢さんですが、ここからまた面白い発想が生まれるんだろうなぁ･･･。
と思いながら、一日千秋の思いでその完成を待っていた脚本が先日届きました！！

　　　『面白いねぇ･･･』『すごすぎる･･･』『古沢さん天才！』

読後にみんなの口をついて出てくる感想を聞くだけで、何だかすごそうでしょ？
ただし･･･演者に要求されるレベルも高い！のですよ、これが。
ということで、今後本格化する稽古はかなり厳しいものになりそう。が、がんばるぞ！
　

Reported by　小木逸平