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教え、導く!

  Reported by 斎藤康貴
 

アナウンス部の新人研修が始まって早くも一か月以上が過ぎ、
来週には卒業制作が行われます。

アナウンス部チャンネルでは、これまで
新人の2人宇佐美佑果アナウンサー、久冨慶子アナウンサー
に焦点をあわせ、紹介してきましたが、

今回は、新人アナウンサー研修の幹事を務めている
中山貴雄アナウンサー市川寛子アナウンサー
に「教える側の想い」を伺いました。

まずは中山貴雄アナウンサー
中山アナは去年の私と青山アナの研修幹事も務めてくださいました。




- - - - - - - - - - - - - - -研修幹事とはどんなお仕事ですか?- - - - - - - - - - - - - - -


新人のアナウンス技術をトレーニングして磨き、
一人の社会人としてのマナーも覚えさせます。
アナウンサーとしてオンエアーにのることができる商品になるように
技術を教え、
その上でそれぞれが持っている素敵な個性を発揮できるように、
そのスタート台への準備を一緒にやっていくという仕事です。


中山アナ

- - - - - - - - - - - - -研修幹事としてどんな点に気を付けていますか?- - - - - - - - - - - - -


女性2人だけの年というのは今までなかったはずです。
宇佐美アナ、久富アナそれぞれの個性と持ち味を
研修でさらに輝かせることができるように研修を組んでいます。
女性アナウンサーは女性アナウンサーが育てたほうが良いと考えているので
女性のアナウンサー達と、
研修幹事の市川アナを中心に
2人を育てていってほしいと思っています。


中山アナ

- - - - - - - - 研修中の宇佐美アナ、久冨アナを見て、どのように感じていますか? - - - - - - - - -


例年以上に仕上がりは早いと思います。
明るく、前向きに、元気よくやっています。


中山アナ

- - - - - - - - 卒業制作まであと1週間となりました。                                                          
                                     これから先はどんなことを教えていくのですか? - - - - - - - - -


おそらく卒業制作当日は緊張すると思うので、
緊張した中でもニュースを読み、喋る。
日頃のトレーニングがものをいうと思います。
あと一週間1日1日が無駄にならないように、
精一杯練習してほしいです。


中山アナ



宇佐美アナ、久冨アナの新人の2人にとって中山アナはまさに父親のような存在。
2人を温かく見守り、2人の成長を心から望んでいることも、このお話から非常に伝わってきました。

二人の個性と持ち味が研修を通じてさらに輝くことができるよう、
教え、導いていくことが研修幹事としての大事な役割であると
中山アナの言葉から実感します。



さあ、続いては、
市川寛子アナウンサー
初めての研修幹事を務める想いを伺います!




- - - - - - - - 研修幹事を務めるにあたって、どんなことに気を付けていますか? - - - - - - - - -



市川アナ

アナウンサーに必要な基礎的な力をつけてもらう中でも、
2人の個性をできるだけ生かして、
小さく縮こまらないよう、
のびのび育ってほしいと思っています。   


- - - - - - - - 研修中の宇佐美アナ、久冨アナを見ていてどのように感じていますか? - - - - - - - - -



市川アナ

大変なこともたくさんあると思いますが、
いつも明るく前向きに積極的に取り組んでくれています。
まだまだ学ぶことは多いですが、
研修前と比べると見違えるほど成長してくれていると思います。



市川アナが持っているのは「アナウンス教則本」と「講師用研修ノート」


「講師用研修ノート」には
その日に行われた授業の講評が書かれています。

「アナウンス教則本」は、アナウンサーの
原点となる大事な教科書です。

- - - - - - - - 2人には将来どんなアナウンサーになってほしいですか? - - - - - - - - -



市川アナ

自分で考えて行動に移すことのできるアナウンサー。
また、どんな仕事に対しても全力で取り組んで
その仕事を楽しむということを忘れないでほしいと思っています。


- - - - - - - - 市川アナの研修時代と比べてみて今の2人はどう思いますか? - - - - - - - - -



市川アナ

実際に先輩アナウンサーの仕事現場に同行して見学したり、
その場で疑問に思ったことを教えてもらったり…
という時間を増やしているので、
私の研修時代よりも、
より実践的な勉強ができていると思います。




アナウンス部に入ったばかり。
それこそ右も左もわからない新人アナウンサーに、
アナウンサーとしての仕事の奥深さ、魅力を教え、
同時にこの職業の厳しさも伝えていく。
アナウンサーとしての第一歩を踏み出し始めたばかりの新人アナウンサーにとって
研修幹事とは、自分を導いてくれる「親」のような存在。
中山アナ、市川アナそれぞれのお話からも新人アナウンサー2人への愛情が伝わってきました。

中山アナ、市川アナにとって、研修で教えてきたことの集大成となる場所、
卒業制作まであと1週間です。

 

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<このコーナーは清水俊輔と、 2年目の菅原知弘寺川俊平森葉子と、
1年目の斎藤康貴青山愛が担当しています。
 
    
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