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  Reported by 矢島悠子

秋の日差しがゆったりと…。素敵な時間です。
わたしたち二人は読書中!


ふたりの自宅、ではありませんが、何か?

10月27日は「文字・活字文化の日」という日でした。そして10月27日〜11月9日は「読書週間」です。皆さんご存知でしたか?
読書の秋ですからね、今日は読書をテーマにお送りいたします!!

今日の題名にもなっている「本を読んでる君が好き」というキャッチコピー、実は今年の「読書週間」の標語なんです。
このキャッチコピー、なんだかちょっとむずがゆいけれどとても気に入ってしまいました。ポスターの犬もなんとも愛くるしい表情ですねぇ。


ウルウルした視線の先には美味しそうなチキンの本が!

この「読書週間」の歴史は大正13年にまで遡ります。関東大震災の翌年にあたるこの年に日本図書館協会が始めた「読書週間」は、全国各地での読書の鼓吹、図書文化の普及、良書の推薦を主な目的として、様々な行事が行われました。

そして終戦間もない昭和22年、「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」という決意のもと、第1回「読書週間」が開催されたのです。そのときの反響は素晴らしいものでこの運動も全国的に拡がっていきました。

ところで、我がアナウンス部では一体どのような本が読まれているんでしょうか?
ここで先輩、そして同期に直撃です!!

まず最初に向かった先は、毎月のお給料が食費と本代ですべて消えてしまうというほど読書家で有名な方です。
  石井希和アナウンサー

わたしがおススメなのは林真理子さんの「アッコちゃんの時代」です。
これを読むと私もバブル期に生きたかった〜!と思います。生き残る自信はまったくありませんが…。バブル期の追体験が出来る小説です。読んでみてください!

バブルがはじけた頃、わたしたちは小学生でした。お立ち台、ボディコンなんてことばは意味がわからないまま使っていたので、ちょっと興味ありますね〜!
お次はアナウンス部のITリーダー、元祖理工系アナウンサーの登場です!

おやっ、今も読書に夢中です!
  松井康真アナウンサー

電車の中では5分としてボ〜ッとしていることが出来ない性格なので
車内では必ず本か新聞を読んでます

最近は出張が減りましたが、バッグの中に文庫本2冊は欠かせません
基本的には歴史小説が多いですね

一応、理工系の出身なので
一般的に専門的でちょっと敷居が高いかなという本も喜んで読んでます

最近のオススメは
「宇宙の歩き方」です
軽いタッチで書かれた文章ですが、内容は唖然とするものばかり
面白マジメに宇宙旅行のことを真剣に考えています
夢と勇気と大金があれば、誰でも宇宙に飛び出せる・・・
具体的な実例を挙げ画像満載は説得力十分です

この本を読んだ後ではホリエモンの宇宙観光産業参入行動に
とても共感を覚えますよ



海外旅行に行くのかと思いきや…宇宙を歩くんですかっ!?

もう1冊は
「原子力がひらく世紀」

大学の恩師が原子力研究を専門にしていたこともあり
「しっかりと理解して正しい原子力報道をオマエがやらなくて誰がやる」
とハッパをかけられて頂いた本です
原発というと、ネガティブイメージをぬぐえない方もいると思うのですが
この本は「原発に関して判りやすく書いた本が、今の世の中に無い」ことを憂えて
社団法人日本原子力学会の方々が「中学生にもわかるように」と編纂されたモノです

しかし流石に執筆が専門家の方々ばかりなので「ここだけは詳しく」が多くなり
理解をするのにかなり気合を必要とする本になってますね


文学だけが読書ではありませんっ。

古本に専門書…広がるマニアックな世界…おやっ!!こちらにも読書をしている先輩がいました。

こちらの様子にも気づかないくらい
真剣に読んでいます
  小松靖アナウンサー

遅ればせながら、今になって読んでいるのが、
「ダ・ヴィンチ・コード」のペーパーバック版です。
ちょっと前に日本でも話題になった小説で、ご存知の方も多いと思います。
日本語で読んでもよかったんですが、翻訳版だと上・下巻に分かれているため、2冊で4000円近くになってしまうところ、ペーパーバックだと1冊ですし1000円だったので、即買いしました(笑)。


原文で読めるなんてうらやましい!

「ダ・ヴィンチ・コード」はその名の通り、暗号や言葉遊びを駆使したストーリー展開のため、英語の方がかえって分かりやすかったりするんです。
英語は大学時代を中心にいやというほど読んだので、それほど抵抗はありません。それよりも、作者(ダン・ブラウン)が紡いだ言葉のリズムや場面転換のスリルをダイレクトに感じながら読むのがワクワクして楽しいです。
英語版を読むと、「もしかして、映画化を相当意識してる??」
と思わせるくらい、シーンの組み立てや台詞まわしがハリウッド的なのに驚きます。
実際この作品は来年、トム・ハンクス主演で映画化が決定しているんですよね。



早朝番組後とは思えないほど爽やかに話してくださいました。

そんなわけで、流行に完全に乗り遅れて読んでいる「ダ・ヴィンチ・コード」。
ベッドに横になって読む時が至福でございます。
みなさんもおススメがあったら是非教えてください!


英語で読書なんて考えたことがありませんでした…いやぁスゴイ!
さて、今度は丸川さんにうかがいました!
  丸川珠代アナウンサー

最近読んで面白かった本は「学はあってもバカはバカ」。
番組でインタビューさせていただいた某メーカー社長に推薦いただいて読みました。
週刊朝日編集長だった川村二郎さんが、世のエリートたちを斜め斬り。
学があるかないかは別として、迷惑なバカになっていないかどうか、
自省せずにはいられませんでした。でもこういう話は、皮肉なことに
手にとって読んでほしい、と思う人に限って「自分は関係ない」と思うみたいです。
気軽に勧めると地雷を踏むかも・・・(笑)

それはなかなか難しい本ですねぇ。でも読んでみたくなっちゃいます。
河野さんにも伺うことができました!
  河野明子アナウンサー

私は読書好きではありません。むしろちょっと苦手です。
たいてい時間がかかりすぎて、どこまで読んだか分からず途中でやめてしまうのが多いです。
でもたまに自分でもびっくりするぐらい
あっという間に読んでしまう本があります。
最近読んだ中で、電車はもちろん、トイレでもお風呂でもどこでも読みたくなり二日ぐらいで読み終えたものがあります。
さらに、これは、ものすごく人に薦めたい衝動に駆られる本で、既に3人ぐらいにお薦めしました。
リリー・フランキーさんの『東京タワー』です。


先輩の最後は我らがデスクに聞いてみました!

川瀬さんは国文学科卒業です♪
  川瀬眞由美アナウンサー

積み上げた本が雪崩を起こす。
雪崩の上にさらに積む。
そんなワタシのオススメは、この2冊。

『潤一郎ラビリンス 初期短編集』
日本語の艶めかしさや華麗さを見せつけられる思いがする谷崎作品。その魅力は、もちろん長編でも変わりませんが読みやすさを考えれば、短編がおススメです。
煩雑な日常を忘れ、ふと耽美の空間に心をあそばせるのもよろしきかと。

『わにわにのおふろ』
実は、知人の子供にプレゼントしようと買ったのですが、
どーしても手元においておきたくなった一冊。
ちょっと懐かしいカンジのする日本家屋で、ワニが入浴する。
ただそれだけの話なんですが、これがミョーに面白い!
文章と絵のマッチングが最高です。


このわにわにがまたカワイーこと!!

わたしもこの絵本を読ませていただきましたが、これは本当に傑作です!
中に描いてあるシャワーのシーン、皆さんにも見ていただきたい…わにわにカワイイ〜!!

続いては同期に直撃です!!

私がお勧めいたしますのは…
  中村昭治アナウンサー

私は『頭のいい人は質問が上手い』という本をよく読み返します。
この本には、上手な質問の仕方や、質問をする雰囲気のうまい作り方などが述べられています。とはいっても決して専門書ではなく、日常会話をするのにも役立つという視点から内容が書かれています。
しかし、アナウンサーの仕事をする上で、私なりに参考になる部分もたくさんあります。
気になった部分に青色の付箋をつけていったところ‥見えるでしょうか‥本の上の部分が、貼り付けた付箋があまりに多いせいで、青い帯
のようになってしまいました。
でも、それくらい、いいことがたくさん書いてあるような気がします!


参考書のように何度も何度も開いた形跡が・・・さすが中村!

お次は元気ハツラツ久保田です!!

夢見る久保田にご注目!
  久保田直子アナウンサー

私のお気に入りは2冊あります。

まずはこの本、「空中ブランコ」(奥田英朗著)
とにかく面白い!!いや、本当に!!
今日会社に来る電車の中で読み返したのですが思わず「ウフフッ」と笑ってしまいました。
主人公の精神科医、伊良部先生みたいな人が本当にいたらいいなぁ〜☆
そしてもう一冊は写真には載せられませんでしたが・・「オンリー・ミー〜私だけを〜」(三谷幸喜著)です。あまりにもいろんな場所に持ち歩いたため、見当たらず持ってこられませんでした・・・ごめんなさい!
三谷幸喜さんの初エッセイなのですが・・・、涙がでるくらい面白い!
何度も読んで先がわかっていても笑ってしまう。不思議な本なんです。
小学校6年生の頃に三谷さんのお芝居を見てから三谷ワールドにはまってしまった私…。


読書の秋生まれの久保田、読書はお手の物でござる!

最後に私、ヤジマですが…。

私は最近映画の「ルパン」を観ました。ルパンといっても三世ではなく元祖ルパンですよ!怪盗ルパンの鮮やかな盗み方や、映画内に登場する衣装や小物の美しさにスッカリ見入ってしまいました。

そこで、怪盗ルパンの原作を本で読んでみたくなりました。
今読んでいるのは「奇巌城」です。怪盗ルパンシリーズは、本当に吸い込まれるように読めて電車を降りるのを忘れてしまうときがあるくらいです。


わたしもルパンのように鮮やかな身のこなしがしてみたい…


本当に読みふけってしまいます。

それからもうひとつ。
わたしが好きな本を紹介しますね。


レトロな表紙に惹かれて買いました!!

「三輪明宏のおしゃれ大図鑑」
これは三輪明宏さんが雑誌に連載していたものをまとめた本なのですが、美意識について考えさせられる本です。

おしゃれとは、洋服だけではないということがわかります。自分が話すことばや、自分が身につける香りあるいは交際する異性でさえもすべて美意識と関わっているものなんだということを三輪さんはおっしゃっています。

三輪さんに言われるととっても重みがあって大いに納得!ということばかりです。
おしゃれの参考書、女性にはぜひとも読んでいただきたい一冊です。



いやぁさてさて、個性派揃いのアナウンス部、読んでいる本も様々です。

ところで最近はブックカバーが大人気なんだとか。
特に電車の中などで読みやすい大きさの文庫本サイズには本当に様々な種類のブックカバーがあるようです。
先日読んだ新聞によれば、インターネット上からダウンロードするのが人気だそうです。

ダウンロード!これならば不器用な私でも…ということで矢島悠子もさっそくチャレンジしてみましたよ。
ダウンロード出来るサイトもさることながら、ブックカバーの種類も本当にたくさんありまして…どれにしようか迷ってしまいました。


これがダウンロードした紙です。

A4サイズで印刷すると文庫本にちょうどいいそうなので、さっそくカバーにしてみましょう。


本の大きさに合わせて折っていきます…。

本屋さんはあっという間にしてくれる作業もこうしてみると意外と大変…。
出来ました!これなら満員電車の中でも周りと差がつきますね。


できました〜♪

私は綺麗で捨てられない包装紙をつい部屋に溜め込んでいるのですが(笑)それを使ってもいいなぁと思いました。読書の秋をこんなアクセサリーで楽しんでみてもいいかもしれません。

「本を読んでる君が好き。」
今年の読書週間、皆さんも何か一冊手にとって見てはいかがでしょうか。

★オマケ★
今日の企画のトップでごらんいただいた画像ですが、これはテレビ朝日一階のアトリウムにある「世直し順庵」のセットの中で撮ったものです。
趣深くていいでしょ?


じゃじゃーん!

カメラマンはもちろん!我ら新人のお父さんとも言えるこの人!


おてんば娘ふたりを持つと大変じゃのう…

松井さんでした(^^)ありがとうございました。
 
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<このコーナーは新人の矢島悠子久保田直子中村昭治が担当しています。>
 
    
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