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ロシア優勝、日本2位、スペイン3位 |
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日本銀メダル |
7月23日チーム決勝
ロシア優勝
日本 2位
スペイン3位
団体決勝の結果はこちらからどうぞ
http://www.omegatiming.com/synchro/racearchives/montreal2005/F74_Total_Results_Team.pdf
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ロシアのチーム陸上動作も素敵! |
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ロシアのアクロバティック技には驚かされる |
いやあ、ロシアは本当に構成が素晴らしい。
もう既に書きましたがポクロフスカヤコーチの構成力は見事です。
彼女はシンクロ出身者じゃないんですね。だからこそ思い切った発想で動きの展開を作れるのかもしれません。
また、体操やトランポリンや飛び込みの経験者がチームの中にいると、アクロバティックな技をするときにとっても助かるんだそうです。日本にはなかなか他の競技から転向してきた人がいないので、どうしてもアクロバティック部門が苦手になってしまということをきいたことがあります。
それにしてもデュエットではスペインに敗北してしまった日本。
チームではがんばりました。
たしかにフリーの決勝だけをみていると薄氷を踏む勝利。
テクニカルルーティーンの貯金がものを言って、辛うじて逃げ切ることが出来た感じです。
今回の世界水泳を見ていて一番感じたのは、各国の力の差が以前ほど顕著でなくなってきていることです。
中国も強くなってきています。このまま行けば北京五輪でメダルを取れる勢いです。中国にはロシアのコーチもついています。
15歳であの基本動作は見事ができている北朝鮮もベスト6に入る日は遠くはないでしょう。中国や日本に教えに来てほしいと要請もしています。
コーチが変わったギリシャ。チーム演技の構成は日本人の藤木麻由子さんが行いました。とっても素敵なルーティーンでした。
スペインは日本の藤木さんとカナダのエリザベスコーチを招聘して、コンスタントにメダルにからめるようになってきています。
すべての競技が終わった後、スペインのアナコーチがロシアのダンチェンココーチに近づいていって、近々スペインに教えに来てくれないかと誘っていました。
良いものをどんどん取り入れようと言う魂胆のようです。
そういえば以前日本の立花武田の二人も井村コーチとともに招かれていましたね。
各国には交流をして新しい技術と知識を自分のものにしていく貪欲さがあります。
日本は純血主義というか、あまり他国のアドバイスを受けませんが、諸外国はなりふりかまっていません。
日本にも新しいパワーが注入されても良い時期なのかもしれませんね。
新しい考え方が入ってくると、いろんなものも変わってきます。
ダンス界、体操界、飛び込み界、トランポリン界(アテネ五輪のときはトランポリンの方々に教えを請うていたようです)などなど、シンクロ界以外の人たちの知識をどんどん取り入れられるような体制が出来るととっても素敵だと思うのですが、・・・・・
今回私は北朝鮮の選手たちを取材する機会が多かったのですが、あの柔軟の仕方は見事です。14歳、15歳であの足先を作れる方法はむしろ日本が学ぶべきこともありそうです。ジュニアの段階での育成方法は彼らのほうが徹底しているかもしれません。
日本もおちおちしていられんない。
これが今回の世界水泳で一番感じたことでした。
それではシンクロの中継を支えたスタッフのスナップです。
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連日熱く叫んだ実況席 |
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解説の田中京さんと小谷実可子さん |
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突然の大雨もありました |
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サブで張り切っていた吉野アナ |
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初めてシンクロを実況した進藤アナ |
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朝番組にリポートを入れる小松アナ |
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