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8月28日--シンクロナイズドスイミングのメダリストたちが
テレビ朝日にやってきた!
Reported by 宮嶋泰子

バルセロナ世界水泳の余韻に浸る間もなく、シンクロナイズドスイミングの選手たちは9月に行われるアテネオリンピックの日本代表選手選考会のために練習に余念がありません。

選手って本当に大変だと思います。
ひとつ終わると、もう次が控えているんですからね。
そんな忙しい中、8月19日の火曜日、バルセロナでメダルを取ったマーメイドたちが六本木ヒルズにあるテレビ朝日新本社にお越しくださいました。

今回のバルセロナの世界水泳から取り入れられた新しい種目、フリーコンビネーションで見事な金メダルを獲得した選手たち。

立花、武田のデュエットは惜しくも銀メダルに敗れたものの、その悔しさをばねに競技生活最後のアテネへ向けて早くも闘志を燃やし始めています。
選手たちだけでなくコーチ陣にとっても、チームのテクニカルルーティーンで至上初のトップの得点を獲得したことは、アテネに向けて大きな自信になっていることでしょう。
テレビ朝日広瀬社長から、メダルを手にしている晴れやかな表情の写真パネルを送られた選手たちは、懐かしそうにバルセロナの夏に今一度思いを馳せていました。

和やかな懇談の後、世界水泳の成功を祝って、達磨に目が入れられました。
目入れのご指名が立花選手と武田選手にかかりました。
二人で手に手をとりながらの共同作業・・・・???
おっとっと・・・ケーキ入刀じゃなくて・・・・
立花さん、武田さん、お一人ずつ筆を手にして、二人あわせて、完璧なサークルを描いてくださいました。

互いを感じながら演技をするというだけあって、急なご指名にもかかわらず、あわてず騒がず、さすが息のあったところを見せてくれました。
選手の皆さん、あらためてメダル獲得おめでとうございました。

そして、感動をありがとうございました。

 

そして、以前このコーナーでもご紹介したシンクロナイズドスイミングのイラストをお描きになっている佐川奈都子さんから、今回のデュエット「風とバイオリン」をテーマした出来立てほやほやのイラストを送っていただきました。

佐川さんからはこんなコメントを頂きました。

「世界水泳、ずっと見入っていました。
練習をかさねて、一度の舞台で今迄の全てを表現する姿はやはり何度みても感動してしまいます。
デュエットは、無念でしたけど、あの演技はみればみるほど素晴しい芸術性のある演技で、感動してしまいました。
その感動を私なりに描いてみました。」



佐川さんのコメントどおり、今回の「風とバイオリン」は一度見るともう一度見たくなる演技でしたね。
でも、とても残念なことに、途中経過は、その難しさゆえに公開することができませんでした。
演技を作っている最中は、「本当にこれがかつてのチャンピオンなの?」と疑いたくなるほど、二人の動きがあっていなかったのです。
しかし、完成してからは本当に見事。
今までにない動き続ける流れるような二人の同調性。
何度も見てみたいと思うのですが・・・・そこは競技のはかなさ。
一度大きな大会で発表したものを、また披露するチャンスがないんですね。残念です。


バルセロナの世界水泳をどう考え、アテネに向けて始動していくかについては、また取材をしてニュースステーションで皆様にお届けする予定です。

請うご期待!です。

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