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6月17日--トップアスリートの動きはとても美しいものです。
Reported by 宮嶋泰子

トップアスリートの動きはとても美しいものです。
私は番組を編集する前に、撮影したビデオを隅から隅まで見ることにしているのですが、選手の動きを時々スローモーションにして見ながら、人間の体の動きや、筋肉や、表情にうっとりとすることがあります。
また、選手の一瞬を切り取ったプロカメラマンの写真に、ビデオとはまた違った世界を見せられはっとすることもあります。

このところシンクロナイズドスイミングの取材をすることが多いのですが、選手たちが演技をするその空気を実によく表したイラストと先日で会いました。
今日はそのいくつかをご紹介しましょう。

2001年福岡で開かれた世界水泳で世界チャンピオンの座についた立花美哉選手と武田美保選手。あのときのパントマイムは会場を大いに沸かせました。シンクロナイズドスイミングといえば美しくたおやかにというのが常識の世界でしたが、それを覆して、コミカルなものにあえて挑戦した日本。その雰囲気を見事に表しているのが、こちらのイラストです。

このイラストを描いたのは、世界チャンピオンとなった立花・武田の二人のコーチ井村雅代さんの姪、佐川奈都子さんです。さすが、コーチの姪御さんだけあって、選手たちの一瞬の表情をよく捕らえていますね。

こちらは立花さんのソロの様子。美哉さんの手足の長い感じと、摩訶不思議な雰囲気がとてもよく出ていますよね。このイラストはTシャツにもなっていて、井村シンクロクラブの人たちが着ているんですよ。

01年はパントマイム。
02年はワイルドアニマル
03年は・・・・・
7月の13日からバルセロナで行われる世界水泳のためのデュエット演技はまだ秘密のベールにつつまれたままです。
6月22日に大阪のなみはやドームでお披露目されるまでは、曲もテーマも内緒。
一体、どんな演技にしあがっているんでしょうか。
そしてそれを、佐川さんはどう描いてくださるのでしょうか。

いつも取材して見慣れている競技なのですが、こうやってイラストを見ると、さらに楽しさが広がるような気がします。

腕に覚えのある貴方、トライしてみませんか?
テレビ朝日HPでシンクロイラスト展覧会が開けけるくらいになるといいですね。

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