数日前から家庭内別居状態でした。
妻や二女には、極力、近寄らない暮らし・・・。
そして、ある日の深夜、ふとんで寝ていると、
涙がポロポロ・・・。
朝起きても、涙がポロポロ・・・。
そして、目は真っ赤・・・。
「もうだめだ・・・」と悟った瞬間でした。
こうしてついに、私の身にも降りかかってしまったのです。
ただし、離婚ではありません。
二女(2歳)から始まった異変は、
「アデノウィルスによる結膜炎(プール熱)」と病院で診断されました。
そして、その感染力は「極めて強い」とのことでした。
その言葉通り、翌日には妻も感染。
両目のまぶたまで腫れて、
その痛々しさは二女を上回るものでした。
妻は勤務する会社の産業医に電話で相談したところ
「眼帯をすれば出社してもいいですよ」といわれたそうですが、
「両目なんですけど・・・」ということで、
会社にも行けなくなりました。
その話を聞いた私は、同じ症状になっては
番組にも出られなくなると大いに危機感を抱き、
タオルやコップなども完全に使い分けて、
家庭内隔離を試みました。
ところが、結果は上記の通り、あえなく感染。
しかも当初は、右目だけだったものが、
その後、左目にもうつりました。
幸運にも(?)、まぶたの腫れこそそれほど目立たず、
会社も休まずにすみましたが、
放送のとき以外は、メガネ生活になりました。
その後、長女(4歳)も感染。
こうしてウィルスは驚異の感染力を見せ、
次女、妻、私、長女という順に感染していき、
家族全滅となってしまったのでした。
洗面所には、目薬の山。
片目に2本ずつで、両目で4本。
それが4人分となると、たいへんな数です。
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