このページについてのご感想  
トップ > パパ & ママ voice


1歳半になった娘は、言葉も少しずつ増え、
カタコトながらお話できるようになってきて、
さらに面白くなってきました。
また鉛筆やペンを持ちたがり、「書く」ということが楽しいようです。



さて、先日のこと。
何が気に障ったのか、ギャーギャー怒り出した娘が、
ポコポコと自分の頭をたたき始めました。
私「頭は大事、大事だから、叩いちゃだめなのよ」
娘「うぅぅぅー(怒)」
私「大事、でしょ?」
娘「うぅぅー」そして、次の瞬間。
バチンと私の顔を思い切り叩きました。

い、痛い…1歳半にしてこの破壊力。
1歳半にしてすでに2歳半ほどもある娘は、
さしずめ赤ちゃん界の横綱か。
同じ横綱でも、「曙」より「貴乃花」的体型であってほしい、
という思いはさておき。

顔を叩くなんて、女の子としては絶対にやってほしくないこと。
そこで、一芝居。
「い、いたいよー。えーん。えーん。」
と顔を押さえながら泣いてみました。
すると、娘は心配そうに顔を覗き込みこみ、
「ごめんね…」とたどたどしく言いながら、頭を撫でてくれたのです。
やさしい子でよかった。「ごめんね」が言える子でよかった。
「大丈夫だよ〜!“ごめんね”が言えてエラかったね」
とぎゅっと抱きしめました。
まだ1歳半、(体は大きくとも)まだまだ小さいのに、
すでに心には優しさが芽生えているのだと胸打たれます。

娘とくっついていると、とても気持ちが良くて、温かくて。
頬ずりしたり、腕をハムっと咥えてみたり、撫で撫でしたり。
育児書などでは、
子どもの成長のため“スキンシップ”の大切さについて
触れられていますが、
実際にはスキンシップで癒されているのは、私の方です。
身長だって半分以下、体重に至っては4分の1。
それなのに癒すチカラは何倍もある。

今、一番うれしい娘の仕草は、
「イイコ、イイコ」と私の頭を撫でてくれることです。

-----------------------
★パパ&ママvoiceトップ
-----------------------
   
↑ページトップへ
 
    
このページについてのご感想  
トップ > パパ & ママ voice