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ある時、近所の掲示板にこんな貼り紙をみつけました。


下の方です。
小学生対象の、わんぱく相撲大会の案内が。

息子(小学1年生)に
「わんぱく相撲っていうのに出てみるか?」と聞くと、
「でるでる!」と言います。
ただ、よく理解していない様子で、「1年2組だけ?1組もでるの?」
と尋ねてきます。
もっと規模の大きな区の大会であることを丁寧に説明しましたが、
意志は変わらないようなので出場を決めました。


会場の体育館。
まずは『相撲』という競技の説明です。


続いては準備体操です。
真ん中の薄みどりのTシャツが愚息。

さあ、いよいよ1年生の部が始まります。
同じクラスの友達も一緒に出場したためか、緊張感はほとんど無し。


なぜか自信満々、こちらに向かって手を振ります。


まわしを係りの方につけてもらって準備完了。

相撲経験は特に無い息子ですが、
何となく勝ちあがって準決勝まで進みました。
息子本人は「負ける」という事を全く考えていない様子。
当然勝つつもりで土俵にあがります。


準決勝の取り組み。
右が息子です。立会いは五分。

土俵際まで押し込んだものの、
最後に逆転の左すくい投げで転がされてしまいました。
対戦相手は、小柄ながら足腰が良く投げのタイミングも絶妙で、
なかなかの相撲巧者でした。
ただ、本人にとってはまさかの敗戦で、悔しいことこの上なし。


ショックのためか、中の白シャツの前後が逆に。


友達とちゃんこ鍋を食べるが、表情はさえず。

私としては負けてくれてホッとしました。
これで優勝でもしようものなら、妙な自信を持ってしまいます。
勝つ喜びを味わう事も大切ですが、
負けた相手を思い遣ったり負ける悔しさを知る事は、
それ以上に大事です。


なんと、賞状をいただきました!
元気復活。

週が明けて、思わぬプレゼントが!
月曜日の朝礼で、突然、息子が校長先生に名前を呼ばれました。
そして校庭に並んだ全校生徒の前で登壇し、
「飯村さんが区の相撲大会で3位になりました」と言われ
賞状を渡されたのです。
感想を求められた息子は
「うれしいです」とマイクを通して言ったそうです。
喜びもあれば悲しみもある、悪い事があれば良い事もある。
今回のわんぱく相撲、親子そろって勉強になりました。
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