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我が家の娘は無事に先月、2歳の誕生日を迎えました。
コトバもこの半年でかなりの上達をみせております。
「おはよう」「こんにちは」などのオーソドックスな挨拶はもちろん、
なんと、
「ママ、カワイイの、着てるねえ!」
と、スカートの裾をチョイチョイと引っ張りながら、
『挨拶代わりに、まずは相手の着ている洋服を褒める』
という、心をくすぐる上級テクを持っているのです。
2歳児に褒められてその気になるワタシもどうかしていますが…、
まるでちょっとしたオトナ女子の営業トークのようじゃないですか。
わが子ながら、お見事です!
このまま成長すれば、かなり営業上手な女子になるであろうと、
家族・親戚一同で期待を寄せております。
さて、そんな我が家の娘はただ今体重13キロ。
10キロの米の袋よりも重いのです。
そんな重量感タップリの娘に、
保育園の帰り道、「ママ、だっこー」と言われることもしばしば。
13キロの幼児を15分間持ち歩き、
さらに「おにぎりのうた」を歌いながらの帰り道はかなりの筋トレになります。
…が、もう限界です。腕がちぎれそうです。
というわけで、
このたび、忙しいママ達のための必須アイテム、
「電動アシスト付き自転車・子供乗せ専用」を購入いたしました!!
そう、俗にいうママチャリというものでして、
前カゴが、幼児を乗せる座席になっているのです。
これで帰り道のダッコ地獄から解放される!と、
とりあえず一人で試乗。
なんという軽い走行!!ちっともペダルが重くないし。
さすが電動でアシストされているだけのことはあります。
保育園の送り迎えの時間短縮にもなるし、
これからの毎日がより便利に楽しくなるわー。
と、娘との夢のチャリンコ通園に思いを馳せつつ、
いざ、娘を試しにシートに乗せてみると…、
足を突っ張ったまま、頑として座ろうとしません。
「いなっ(イヤ)!!コワイ!!いなーっ!!!」
と足をバタバタさせて猛反発。
「のりなさいよー」
と無理やり乗せてみたら号泣し、挙句の果てに、
「ママのバカ!!」
と、とどめの一言を言い放ったのでした(バカって…)。
それからしばらくの間ママチャリは日の目をみることはなく、
買った私も駐輪場の前を通り過ぎるたび、うらめしい気持ちに駆られていましたが、
ある日突然、娘の口から、
「じてんしゃ、のるの!」
と、自ら「自転車乗ります宣言」が出たのです!
まさかね、と思いながら、恐る恐る乗せてみたら、
「しゅっぱつ、しんこー!」
と大はしゃぎ。
さらに、
「かぜ、いいきもち!!」
と素晴らしい感想を述べ、
両手を広げて楽しんでいるではありませんか。
お友達が楽しそうに乗っているのを見たからなのか?
なぜ、娘が突然乗る気になったのか分かりませんが、
またひとつ、おとなの階段をのぼった娘に、
そしてダッコ地獄から解放されたことに、
母は、ささやかな喜びをかみ締めるのでした。 |
自転車に乗る娘。
ちゃんとヘルメットもかぶっていますヨ。 |
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