パパママボイス

top > パパ & ママ voice

長女の意外な一面

佐分千恵

先日、小学校一年生の長女が、
「ママ、うれしいおしらせ!
夏休みに描いた読書感想画が、銀賞をもらえたよ!」
と猛烈に高いテンションで私に報告してきました。

あ、「賞」といっても、ごく限られた地域で開催された、
「読書感想画コンクール」での、ごくささやかな賞です(笑)。
作品は期間限定で地元の図書館に展示されている、
というので、せっかくですから、見に出かけました。


おぉ、こうしてみるとなかなかの出来栄えです!
・・・親バカですみません。

展示された絵を見ながら、
「ほんと、上手に描けたねえ。」
と褒めると、照れた様子で、
「ママが空と地面の繋げ方を教えてくれたからだよ!」
と、とっても嬉しそう。

そういえば、夏休みにこの絵を描くとき、
普段は「スピード命(つまり雑)」の長女が、
やけに時間をかけて丁寧に描いていたのを思い出しました。
その時に、
「空と地面のつなげかたがわからない」
「キツツキって何色で描いたらいいかなあ」
などと沢山質問してきて、
珍しく私の説明を一生懸命聞いていたっけ。

「仕事は早いが大雑把で飽きっぽい」筈の彼女に、
こんなにものめり込んで集中する一面があることが、
意外でもあり、嬉しくもありました。

私はこれまで「長女は絵を描くことが得意ではない」
と勝手に思っていました。
実際、本人も「お絵かきよりも運動が好き!」
と話していましたし・・・。
が、今回、一生懸命描いて、
予想外にも賞をもらえたことが、
少しは彼女の自信につながったかもしれません♪

いつも傍に居て、
彼女のことを知り尽くしているつもりでいましたが、
こうやって、親の予期せぬところで色々なことを吸収して、
新たな引き出しが一つずつ、作られていくのでしょうね。

さて。
お姉ちゃんの姿を常に見ている次女(4歳)も負けじと、
日々、お絵かきに勤しんでいます。
かなり作風は独特ですが・・・。


次女作。『「これはママ」だそうです。・・・髪が虹色!』

このページの先頭に戻る