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※本文は2005年分です

  Reported by 野村真季

間近に迫ったエントリー。
アナウンサー志望の学生の方々に向けて、「アナウンサーの就職活動体験記」が「聞きたい!」ということで、学生の方々の気持ちが一番分かるであろう、新人アナウンサーと2年目アナウンサーの4人に話を聞いてみました。
★アナウンサーになってみて…

野村)まずは、「アナウンサー」になりたての(笑)皆さんに、色々と就職活動のときのお話を聞いていきたいと思います!
まずは、アナウンサーになってみての感想を。

佐々木)では、ここは年長者の僕から(笑)。
これまで、アナウンサーというのは表に出るのがメインだと思っていたのですが、実は地道な部分がかなり多いですよね。表に出るまでにその10倍も20倍もの仕事をしていて、わずか10分のOAでも二日間ロケに行っていたり。放送されているのは、「編集して」10分なんだということを、仕事を始めるまで正直知らなかったですね。

久保田)そうですよね。私も「甲子園への道」で確か一日中インタビューしていたはずなのに、出来上がったものはこれだけと。。。と(笑)
でも、この1分1秒のために何回も撮り直ししたり、映っていないところにも沢山のスタッフの方がいて。見えないところまで時間をかけての作品なんだって、納得しました。それにしても、大変な職業に就いたなと(笑)

野村)今は、テレビで見ているだけでは窺い知れないことを、体感している最中なんだね。


佐々木)刺激の種類が毎日違うので、楽しいですね。僕が「朝いち!!やじうま」や「サンデースクランブル」などの担当番組で扱っているのは時事ネタなので、仕事をしながら広く情報を得られるんですよ。自分の仕事のことだけになってしまうのではなく、いろんな話題に精通できるから、友達と話していても乗り遅れないですし(笑)。

久保田)私は、率直なところ、大学時代より楽しいです!


一同)(笑)

久保田)やっぱり、やりたかったことが出来ていることが嬉しくて、大学時代より活き活きしています!


中村)僕は今スポーツにつけて頂いていますが、大好きな野球の現場に行けたりなど、アナウンサーの仕事は、自分の好きな分野が仕事に直結しやすいですよね。

野村)なるほど。



中村)ただ正直に言えば、体力的にはキツイところも…(笑)
佐々木さんも言っていましたが、喋るだけではなくて、熱心に取材したり、勉強したりすることもいっぱいあるので、作業が追いつかないこともよくあるんです。でもキツくても、楽しいから頑張れます。

佐々木)なんか、すでに緊張してない?



中村)(汗かきつつ…)いやいやそんなつもりもないんですが(笑)
まだまだ分からないことや出来ないことが多いので、それを気にしてしまう時もあります。

野村)一年目は、自分と向き合う日々だよね。矢島さんはどう?



矢島)私は、まだ自分と向き合う時間が取れないんです。いろいろな仕事が次々とやってきて、考える暇もなくまた次の仕事がやってきてパニックになることもあります(笑)
まず、アナウンサーになったというより、社会人になったことが大変で(笑)。
毎日会社に来るってこんな大変なことだったんだ、としみじみと感じています。半年経ってようやく慣れてきましたが、ずっと頭が仕事モードになっていたり。だから、自分のやっている仕事が楽しめないとアナウンサーって大変だなと思うんです。幸いにも私はそういうのが楽しく思えるので、よかったなぁと。

佐々木)スポーツ中継を見ていても、実況ばっかり気にしちゃうときがあった。


矢島)私は提供読みです!
純粋にテレビが楽しくなくなっちゃう(笑)


一同)あるある。

矢島)自分が食べ物ロケが多いせいもありますが、他の方のリポートを見ていても、現場は結構大変で我慢して笑っているのかなぁ、とか(笑)


野村)リポーターの方の心中を察してしまうわけね。
 
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  「聞きたい!」は、タイトル通り、「聞いてみたい!」をキーワードに、アナウンサー達の意外な趣味や、オフの過ごし方、はたまた、若手アナウンサーから、ベテランアナウンサーに、アナウンサーとしての記憶に残るあの瞬間を聞いてみるなど、様々な「聞きたい!」をご紹介していく予定です!
請うご期待!!
 
 
    
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