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身長
158cm
出身地
東京都品川区
出身校
東洋英和女学院高等部→
東洋英和女学院大学
入社年月日
1999年4月1日
星座
蠍座

2016/12/12  マイナスをプラスに

感情的になりすぎると後で後悔する・・・
一方、冷静になりすぎては伝わらないのではないか・・・

恋愛論じゃないですよ(笑)
5歳の息子との向き合い方、叱り方についてです。

我儘を言って叱るのは日常茶飯事ですが、最近その傾向が少し変わってきました。
先日息子が体操教室に参加した際のこと。
少し難しい課題が出ると、首を傾げたまま一歩も動かなくなってしまったのです。
これまでは出来なくても失敗しながら一生懸命取り組んでいたのですが、
出来ないことが恥ずかしいと思う自我が芽生えてきたのでしょうか。
その時私は教室の輪を乱してしまっているという思いから、
つい「はやく戻ってやりなさいっ!」と強く叱ってしまいました。

そんな衝動的に叱ってしまった自分を反省しつつ、
ある時、叱る言葉を“魔法の言葉”に変換して伝えれば息子の気持ちに変化が出ることに気が付きました。
「ちゃんとやりなさい、ダメよ。」ではなく、
「○○くんみたいに出来たらかっこいいね。きっと出来るよ。」
マイナスの言葉ばかりを息子に浴びせても、息子の中にマイナスの感情しか生まれず
良いことはひとつもないのです。
「ダメ」というマイナスの言葉を「かっこいい・出来る」という言葉に替えることで、
息子の顔が少し明るくなるのを感じました。

私のケースであって、全ての方に当てはまるかはわかりませんが、
これもひとつの方法なのではないでしょうか。

実は、先日PHP「のびのび子育て」の取材をお受けする機会があり
このようなお話をさせて頂きました。

「伝わらない叱り方」「伝わる叱り方」
言葉を変換するだけで、子供だけではなく叱る親の心理にも影響があるかもしれません。

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