- 158cm
- 東京都品川区
- 東洋英和女学院高等部→
東洋英和女学院大学 - 1999年4月1日
- 蠍座
突然ですが、
息子が大好きな「北陸新幹線」と
私の大好物である「ホタルイカ」の
取材に行ってきました。
3月14日に開業した「北陸新幹線」。
前日13日に「報道ステーション」で特集を放送させて頂きました。
北陸の悲願だった「北陸新幹線」の開業は、
移動時間が短くなるという便利さだけではなく、
人々に笑顔をもたらす春風を運んでいるように感じました。
お披露目目前のW7系が集結している「白山総合車両所」へ。
新幹線の整備・点検などをする場所です。
入念な最終整備が行われているなか、少し気になることが。
開業前でピカピカだと思っていた車両ですが、よく見ると汚れが・・・
毎日のように試験走行が行われ、すでに雨水などの汚れが付着していたのです。
本番さながらのテストで、既に車両は働いていたんですね。
勿論、開業日にはピカピカに洗車されて皆さんの前に登場しました。
品質管理センターの古谷裕介さん。
些細な質問にも丁寧に笑顔で応じて下さいました。
東日本大震災をきっかに、妻・麻希子さんのご実家がある富山県高岡市への
移住を決めた大菅さんご夫妻。
高岡に新幹線が来ることに一方的に期待を寄せているのかと思いきや、
夫・洋介さんは「新幹線開業が目的ではなく、それは(新幹線は)ひとつのツールだと思います。
東京から2時間半で高岡に着くので、そういったきっかけで街が盛り上がるようにするのは
僕らの役目なのかなと感じています。」と、自らの役割を再確認していました。
奈良、鎌倉につぐ日本3大仏に数えられる「高岡大仏」や古い町並みが美しく、
昔ながらの“ものづくり”が息づいている高岡は、
おもてなしの温かい心で溢れていました。
しかし、高齢化が進み、
かつて賑わっていた商店街も今は殆どシャッターが閉まった状態に。
そんな中、妻の麻希子さんの東京で働いていたバリスタの技術を活かして、
そして洋介さんは建築家として、お二人で古い町屋をカフェとして生まれ変わらせました。
仕事の打ち合わせに、お友達とのランチに、
そして赤ちゃんを連れても行かれるような集いの場、“憩いのカフェ”でした。
金沢の老舗和菓子「森八」の女将、中宮紀伊子さん。
艶やかで包み込むような優しさがある女将さん。
新幹線開業に向けてお菓子が足りなくなってはいけないと
休日返上でフル稼働だそうです。
そして、放送当日は水橋漁港の方たちにご協力いただいて、
ホタルイカ漁の取材と中継をさせて頂きました。
船上はとても寒かったですが、ホタルイカの幻想的な光で寒さも忘れる程でした。
“ものづくり”や“おもてなし”の心が溢れている北陸。
そこにいると、緊張感やストレスから解き放たれ、
何だか優しくなれる自分がいました。
それはきっと北陸の皆さんの笑顔の力かもしれませんね。