身長
170cm
出身地
福岡県福岡市
出身校
日本女子大学附属高等学校→
日本女子大学
入社年月日
2001年4月1日
星座
蠍座

2014/2/24    「オダジマさんのつぶやき」

CSテレ朝ch2『ニュースの深層』で、コラムニストの小田嶋隆さんとご一緒している。


「東京をぼんくらの街に」
「メディア批判をはじめると政治家としてはそろそろ終わり。」
(Twitterより引用)



小田嶋さんのTwitterでのつぶやきは、過激でシニカルで絶え間ない。
全方位からの賛否両論がその発言に追随し、特に罵詈雑言の類は、
残念な天ぷらそばのようにみるみるその衣を膨れ上がらせる。
事の発端は、もはや何だか分からない。
だが、衣の中の海老が縮こまっているかというと、そうでもない。

「この前、オリンピック招致の話題でTwitterが荒れていましたね…」

収録でお会いするのは、週に一度。
以前から、連載中の電子版コラムとTwitterは欠かさず拝見していた。
度々起こるインターネット上の「炎上」をハラハラしながら話題にするも、
ご本人はいたって冷静だ。

「ははは。そうなんですよ」

スマートフォンとメモ帳をバックパックから取り出しながら、くしゃっと笑う。

「ネットの言葉は、得てして鋭利ですよね」
「ははは。見ちゃあいけませんよ」

小田嶋さんは、普段はとても静かだ。
スーツの時は、ネクタイに合わせて必ずワニのタイピン。
名刺にもワニのイラストが描かれている。
かつて飼っていたイグアナの話をする時には、少しだけ熱がこもる。


手描きのワニ

小田嶋さんは、スタジオでも寡黙だ。
持論を振りかざすことなく、ゲストの話をじっくり聞いている。

・ネットと愛国
・保守とは何か
・社民主義とは何か


ともすれば炎上しそうなテーマが多い中、番組内では侃々諤々の論争は行われない。
そのため、総じて話し手は滑らかに喋る。
だが、スタジオは講演会場でも街頭でもない。
演説の後の拍手は起きない。
言いたいことを言い終わったタイミングで、ぼそりと問いかける。

「それは、意味のあることですか?」

…。
海老のように、縮こまる私。
小田嶋さんは、スタジオでもつぶやいている。


スタジオにて



(2月17日配信)   

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