- 156cm
- 富山県高岡市生まれ鎌倉市育ち
- 神奈川県立外語短期大学付属高等学校→
早稲田大学第一文学部フランス文学科 - 1977年4月1日
- 山羊座
シンクロの井村雅代さんへの単独インタビュー敢行
6月22日放送
井村雅代さんが10年ぶりに日本のシンクロナイズドスイミングのナショナルコーチに戻ってきました。
今どんな思いでいるのか、そして中国代表コーチの時にどんな思いで日本選手を見つめていたのか、じっくりと聞いてきました。
私がテレビ朝日に入社したのは37年前、日本教育テレビからテレビ朝日と社名が変わったばかりの4月でした。新人アナウンサー研修を受けていた時、なんてインタビューって面白いんだろうと思った記憶があります。
アナウンス部に配属されてすぐスポーツ担当になりましたが、それ以来、何人のアスリートやコーチなどにインタビューをしてきたでしょうか。その中でも、もっとも数多くお話を伺ってきたのが、シンクロナイズドスイミングのコーチ、井村雅代さんです。
井村さんと初めて出会ったのが1980年前後だったと思います。当時、双子の藤原姉妹が演技をされていて、その実況を担当したのが私にとってのシンクロとの出会いであり、井村さんとの出会いでもありました。当時、スポーツ実況をする女性アナウンサーは皆無でしたので、私自身にとっても忘れられない実況になりました。それ以来、十数年間、何度となくお話を伺ってきました。
小谷実可子・田中京の時代、奥野史子の時代、そして立花美哉・武田美保の時代・・
特に2001年の世界水泳福岡大会で、デュエットの立花美哉・武田美保が優勝するまでの道のりは、シンクロナイズドスイミングという競技がどのように作られていくかも含めてディレクターとして詳しく取材し、ニュースステーションで何度かに分けて放送をしていきました。
また、井村さんが、中国のナショナルヘッドコーチに招聘されてからも、たびたび北京を訪れ、さらに世界水泳やワールドカップの大会ごとに取材を重ねてきました。どれだけ孤独な戦いを井村さんが強いられ、それに立ち向かっていったかは端で見ていてもよくわかりました。しかしそんな中でも自分の教えた日本の選手たちへの愛情は常に持ち続け、陰でそっと見つめていたのです。
そんな心のひだに触れる話も含め、じっくりとお話を伺いました。おそらくそれは私の取材人生ともオーバーラップするものでしょう。
シンクロのテクニックを教えることでは世界一と言われるコーチが、どんな思いで選手と接してきたのかを知ることは、スポーツ関係者だけでなく、さまざまな組織の中で若手を指導する方にも是非聞いていただきたい話です。
6月22日 日曜日 午後6時から BS朝日 ザ・インタビュー ~トップランナーの肖像~