前の記事を読む 次の記事を読む  

トップ > パーソナルトップ > プロフィールトップ > エッセイバックナンバー
 
 
7月11日 なんと、35年続けてきた私の仕事が番組になります。
2012年ロンドン五輪直前特集 スポーツを伝えること「宮嶋泰子の仕事」

なんと、35年間続けてきた私の仕事が、番組で特集されることになりました。
身に余る光栄というか、面映いというか・・・実に妙な気持ちです。

アナウンサーは画面に出るのが仕事ですから、番組にでるのは当たり前のことでしょうとお考えになる方も多いと思います。実は、ほとんど画面に出ることの無い私の仕事の大部分は、報道ステーションの特集を最初から最後まで、手作りでほとんど一人で仕上げていくことなのです。もちろん、カメラマン、編集マン、音効、ミキサーなどの方と一緒に仕事をしていきますが、取材計画、交渉、出張手続き、取材、取材の書き起こしプレビュー、構成、編集、ナレーション入れ、そしてスタジオと、その幹は自分自身で作っていきます。



ロケ現場にて 久保知子カメラマンと

こうした仕事の仕方で、番組はいろいろ変わりましたが、入社7年目ぐらいから入社35年の今まで続けられてきました。1時間や1時間半のドキュメンタリーなども作ってきましたが、主なものではニュースステーションの特集を170本、報道ステーションになって30本ほど作っています。振り返ると、よくここまで続けてこられたなあと思います。それも素敵な選手やコーチに出会い、常に発見があり、私の心が大いに刺激されてきたからなのでしょう。



ハンマー投げの室伏広治さんにインタビュー

私のような一人で一から十まで作業をしていく仕事のやりかたは、今の分業を当たり前とするテレビ局の中ではとても珍しくなってしまいました。もはや天然記念物?絶滅危惧種として今回取り上げていただいたように思います。



映像を編集する作業は最も苦しく、そして面白い時間


ナレーションを入れる

7月15日、朝4時50分から5時20分まで、
「はい、テレビ朝日です」
2012年ロンドン五輪直前特集
スポーツを伝える
宮嶋泰子の仕事


ロンドン五輪に向けては、ハンマー投げの室伏選手の特集。
シンクロの井村チャイナの潜入ルポ
新体操フェアリージャパンなどを作っています。
また、ロンドンパラリンピック主将になった土田和歌子さんの取材も進めています。



ロンドンパラリンピック主将
土田和歌子選手にインタビュー


アスリートの域を超えている
室伏さんのお話は本当に面白い


スタジオで吉澤アナと森アナとともに

朝、早いのですが、ごらん頂ければ幸いです。
http://www.tv-asahi.co.jp/hai/

   
 
    
前の記事を読む 次の記事を読む  

トップ > パーソナルトップ > プロフィールトップ > エッセイバックナンバー